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121.予兆
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「はぁ...朝風呂気持ち...ぃ。」
俺は、また大の字になって肩までお湯に浸かる。
「...ふぅ」
「楽しかったー?」
「え?」
計算では、聞こえてくるはずのない声...
もっとあとのはずだった...
「聞こえなかった?楽しかったって聞いてんの。」
あ...これは...やばい。夏芽...激おこ...
「...なんのこと?俺はずっとここの湯につかってたんだ。」
もう無駄かもだけど...頑張ろう...
「ぷっ、はっはっ。辰巳...もう遅いよ...おいで。お仕置部屋で話し合おう。」
「...い、嫌だ。俺は...なんもしてない...」
あ...もう無理だ。
「それも後で聞いてあげるから。いいからおいで?それともここでお仕置されたい?」
うっ...この目には逆らえない...
俺は、諦めて夏芽について行った。
「あの...夏芽?誤解...」
ドサッ
「いった...」
俺は、ベッドに勢いよく倒された。
「あ?」
あっ...俺もうダメだ。
「その、、話し合おう...?」
「なに?」
「ほら、、ただ肉屋に行っただけだから...」
「俺に内緒で?」
「...いや、、あの..それは申し訳ないと思ってるよ?」
「勝手に外出しない、携帯は俺が許可した時だけ使う。そういう約束だったよね...?」
「あ...」
携帯もバレてるんだ...
「辰巳...お仕置されたかったの?」
「ち、違う...!俺は真彦と...交換したかっただけで...」
「俺ダメって言ったよね?」
「......だって」
「辰巳は、俺の言うこと聞けないの?」
「...それは...」
「なに?話すならはっきり言いな?」
「...俺だって好きなことしたいの!なんで全部の権限が夏芽にあるんだよ...そんなに信用出来ない?」
「ああ。出来ないよ。今みたいにルールを破って勝手に外に出る辰巳のことなんかね...」
「...」
「さぁ、始めよう。今回は明日の朝までじっくりと躾る。」
ーー10分後
「んっ...あっ...」
「ふふふ。随分、達者だった口ももう話せなくなったんじゃない?」
「うるせ...」
「あれ??まだ口の利き方分かってないの?」
「...んぁっ...やめ...て...」
「ほら、やめて欲しかったらなんて言うの?」
「...許してください、ご主人様。」
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