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126.俺も俺で……
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辰巳side
夏芽のバカ……どうせさっきだって俺の事可愛いとか思ってたんだろ?(合ってます)
「サンドイッチ出来たよー」
「はや!」
「挟むだけだったからね。」
挟むだけでも、早すぎだろ笑
だって、さっきまで話してたし、2分ぐらいで帰ってきたくない?
「はいどうぞ。」
「ん。」
俺は、差し出されたサンドイッチを手に取って口に運ぶ。
「うまっ。」
「えへへ。ありがとう。」
でも、いつもと……なんか味が違う??
「っていっても、これ、式守さんが作り置きしてたやつだけど……」
あっ……そういうことか……。
「夏芽のとちょっと違うと思った!」
「え?」
「夏芽のは、もうちょっとトロってしてるかなぁ、あと、たまごの柔らかさも違うし……」
「分かるんだ?」
「もちろん。わかるに決まってるじゃん。」
「……そっそっか。」
夏芽は、少し照れくさそうにして俺から目をそらす。
「なぁ、そうだ!また、どっか遊びに行くか?」
「うん。」
夏芽は、目を逸らしたまま返事だけをする。
それがなんか……少し寂しい。
「夏芽……」
「ん?」
「こっち見ろよ。」
「今はちょっと……」
「見ろって……」
「ちょっとまって……」
は?なんなんだよ……
「……っ……え?辰巳??」
俺は目を逸らし続ける夏芽に少し腹が立ったから、夏芽の頬にキスをした。
「やっとこっちみた。」
「……っ……辰巳……」
「なんでそんな照れてんの?」
「だ、だって…………辰巳が……辰巳が可愛いから……」
「は?」
「朝から色っぽくて……それで……襲いそう。」
「……いいよ。」
「え?」
「襲ってもいいよって言ってんの!」
「……っ……ダメだよ。昨日沢山したんだから。辰巳の身体壊しちゃう。」
そんな壊すとか気にしなくても……
「我慢できないんだろ?」
「……っ」
「ほら、、来いよ。」
「……もう、煽ったの辰巳だからね?」
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