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おあとがひゅいGO-っ♪
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「タオル、完全に冷めた?」
「はい」
「じゃ、取るからまたちょっと腰あげて」
「これは…何すか?老人ホームで学んだヤツ?」
「カマたくさんから学んだの」
「カマたくさんから?なんかそういえばりんたろーさん、それっぽいうんちく言ってたけどあれって全部カマたくさんから聞いたの?」
「そうよ」
「なーんだ」
「え、何、なんだって」
「だってなんでんなこと知ってるんだよって思ったからさー」
「最中に余計なこと考えるなよなー」
「気になるじゃん。なんで…その…お、俺が先にイクと…まずいとか…さ…ぜ、前立腺のこととか…なんでそんな詳しいんだよって、ホントは経験あんじゃねーかとか思うだろーがっ!!」
「ちょ、詰めてくんなっ!!つーか、余韻、余韻っ!!」
「余韻?りんたろーさん、そんなの関係ない人じゃん、やったら終わりでしょ」
「おまえ、人をなんだと思ってるんだよ」
「だって前に番組で言ってたじゃん」
「あれはさー、誰だっけ、あの人…あの専門家の人にオーバーに言われたからさぁ…」
「でも終わったら帰ってとかいうんでしょ?」
「んーーー………それは……
つーか、おまえさ、何で他人事のように話してんの?」
「えっ?」
「なんかおかしくない?今の流れ」
「どこが?」
「なんか俺に他にもそういう相手がいるみたいに言ってんじゃん、今の流れだとそんな感じじゃん」
「いるの?」
「いねぇーよっ!!」
「別にいいよ…いても…」
「だからいねぇって!!」
「・・・・・・」
「ずりぃーよ、おまえ…無自覚でそういうの聞いてくんのさー…」
「バカなんだからしょうがないじゃん…帰ってほしいなら帰る」
「バカ!!バカバカバカかねちっ!!」
「なっんだよ、わかってるよ、バカなのは!!」
「もっと自分が愛されてる自覚しろよっ!!」
「えっ……」
「あー…でもそうだな…帰ってほしいかも。これ…こうなってるけど」
「な……っ」
「今度はかねちがヤダって言ってもやめられそうにないし、無理って言ってもケツの穴がバカになるまで何回もイカせちゃうけど?」
「……したいならすればいいじゃん、どうせ妊娠しないし、りんたろーさんがそうしたいなら……」
「あのなぁー…
プッ…でもやっぱそういうところもおまえだな、ゴメンゴメン」
「いいよ、ほら…すればいいじゃん」
「するかよ」
「なんで…」
「大事だからだよ、大切だからだよ、愛してるからだよ。他に理由いる?」
「・・・・・・」
「たしかに妊娠はしないけど、でも心と体は傷つくだろ?そんな感情も何もないセックス、俺は嫌だよ。そんなふうにかねちのこと抱きたくない」
「・・・・・・」
「キスだけしていい?」
「うん……
あっっ!!!そういえばりんたろーさん、さっきのスタバのネタなんですけど!!!」
「はーーーっ!?!?」
「えっ?」
「えっ?じゃねーよっ!!今言うっ??」
「アハハハッ!!!顔おもろいっ!!」
「覚えてろよー、この借りは倍返しっ!!」
「アハハハ、りんたろーさん、やっぱペイン系ーっ!!」
「ペイン系言うなっ!!」
「りんたろーさんが自分でペイン系って言ってるのがオモロイ…」
「おまえが言わせたんだろっ!!っていうか別に“俺、ペイン系”とか言ってないしっ!!
で…何、スタバネタがどーしたよ…」
「えっ?アハハハ…」
「まだ笑ってるしぃ…」
「すんません!
いや、ちょっと思ったんすけど…
スタバネタ卸すの、もう少しあとにしませんか?」
「お、それはなぜ?」
「いや、なんとなくなんですが…何かスタバに動きがある前か直後に卸したほうがタイアップじゃないけどなんかおもろいかなーって思って」
「それはもしやCMとか…?ん?でもスタバってCMやってたっけ…」
「そこは別にCMじゃなくったっていんですよ、SNSで話題になるだけでも」
「なるほどねー」
「俺らのネタが伏線回収になったらおもろくありません?」
「たしかに」
「だいぶ先になりますけど12月のルミネあたりとかどうですか?」
「うん、そうだなー、そうしてみるか。でもなんで急に?」
「えっ…?うーん…だってすげぇ、おもろいんだもん、このネタ」
「え…」
「りんたろーさんから台本送られてきたとき、俺、一人でずっと笑ってた、早くこれやりてーって。笑いすぎてもっちーとPANAにひかれたぐらい。でもこんなおもろいの、ツアーといっても町おこしの一環的な短いステージで卸すのはもったいないって思って……
いや、別に萎えぽよをバカにしてるわけじゃないですよ、でも漫才ツアーとは違うから」
「かねち…」
「それに…
やっぱ、俺、好きなんです、りんたろーさんの書くネタが……ずっとずっと前から、初めて舞台袖で見たあの日から。
だから、早く見せたい、早く見せたいけど大事に見せたいって思うんです、やっぱ新ネタは俺らの板の上でみせたい」
「やっぱおまえ、帰れ…」
「えっ!?なんで……わっ!!!」
「もう……だから無自覚で言うなよっ!!」
「りんたろーさん…あたってる…」
「ゴメン…ちょっとこのままでいさせて…何もしないから…」
「別に…いいって言ってるじゃん…」
「ダメ…気持ちはよくても、おまえの体が悲鳴あげるから」
「いや……だから……い、いれなきゃいい話……」
「はぁぁぁっ!?!?」
「・・・・・・」
「もう…もう…
可愛すぎだろーーーーーっっ!!!
やっぱ、かねちはずっと無自覚でいろっっ!!!」
「どっちだよっ!!」
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