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Beyond Eden③ ※性的描写あり
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ダメだ……
まだキスしてちょっと乳首を弄られただけなのに…下が急かしてくる。
(もう…早く触ってほしい…)
「りんたろーさん…」
「うん、触るよ…?」
(うん…早く触ってほしい…)
とは、口に出して言えず頷くしかなかった。
いや、これも充分ハズイんだけど…
(あ…くる…)
大きな手がダイレクトに俺の下着の中に入り、優しく包み込んでくれた。
「あっ、あっ…んーっ…や…」
「もう濡れまくってる…」
あたたかい手に上下にゆっくりとしごかれては先端を人差し指で愛撫され、自分でも止められないほどだらしない濡れた音が聞こえる。
「あっ…あっ……あ…ん…」
「かねちやらしい…コレ、とまんないね…」
(ハズイこと言うなよ……でもきもちいい…)
「ふぁっ!?!?あっ、あっ、うっ……」
気を抜いてたら再び乳首を責められてしまった。
ヤバい…待って…なんかヘン…
「はっ……あっ…ん……待って…」
頭がヤバい…俺…そんなに溜まってたの…?
まだ始まったばかりなのに…もう…イキそう……
胸騒ぎはこれだったのか…?
「や、や、りんたろーさん…待って…」
「ん?何?いや…?」
俺だけこんなさっさとイッたらまた呆られちゃう…
「かねち…?イヤなの?」
って聞いておきながら、手と舌の動きはとまってくれない…とまってくれないどころか少しスピードアップしてる感じ…
「あっ、あっ…ダメ…いや…」
「イヤなの…?」
「あ…や…だって…」
30の男がべそっかき…
「何…どうしたの…?そんなにイヤならやめる…?」
「ちが…違うけど…」
(やめる?って言いながら…しごく手とめてくんないじゃん…もうヤバい…)
「も…もう…出ちゃう……」
「うん、いいよ。我慢すんな」
お見通しかのようにりんたろーさんはクスッと笑う。
「あっ…あっ…んっ、んっ、んっ…」
「かねち、またそうやって我慢しないの」
「だって…」
(だって…こんな…情けない…)
「いいから…な?」
「りん…んっ、んっ、んっ!!」
りんたろーさんに口を塞がれ、舌を制御され、手の動きのギアがあがる。
(きもちいいりんたろーさんの手…自分でやってもあんまりきもちよくなかった…イケそうになくてドライになったときもあった…)
頭ポワンポワンしてきた…あっ……イキそう……
「んっ…んっ…んーーーっ…」
口を塞がれたまま放出した俺は罪悪感と申し訳なさでりんたろーさんの顔が見れなくて、りんたろーさんが俺の放出したものを拭きとってくれてる間、ずっと腕で顔を隠してた。
「どしたの、かねち」
「俺…すみません…」
「何、すみませんって」
「……っぐ…う…だって……うっ…こんなに早く…」
「なんで?いいじゃん、かねちも溜まってたってことじゃん」
「自分じゃ全然きもちよくなくて……」
「えっ…?」
「りんたろーさんに触られて以来、自分でやってもきもちよくなくて…」
「かねち…」
「気づいたら…出てた……ってことがあって…」
「謝んなくていいんだよ、なんだよ、すげぇ嬉しいこと言ってくれんじゃん」
たくましい腕と大きな手と広い胸が俺をギュッと抱きしめた。
そうだ、俺もりんたろーさんのにおい好きなんだよなー…
「サイコーの殺し文句だよ。でも体には悪いから自己処理はちゃんとできるようにしないと…な?」
「うん……よかったぁ…」
「ん?」
「また呆られちゃったらどうしようかと思った」
(んっ!?!?)
何、苦しい……苦しいよ…呼吸できない…
りんたろーさん…??
苦しいよ…離してよ…口が…鼻も…息できないよ…
カリッ……
苦しい…
唇の端にかすかに痛みが走る…
何、どうしたの、りんたろーさん……
キスじゃないよね、こんな…苦しく口と鼻まで塞ぐなんて…
俺の唇噛んだのはなんで…?
よくわからない状況…
ほんのりと血の味がしてきたことだけはたしかだった。
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