アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Beyond Eden⑥ ※性的描写あり
-
「かねち、ちょっと脚開いて」
「こんぐらいですか…?」
「うん」
わずかに動いた両腿が少し震えてる。
握ってる手が汗ばんでる、どちらの汗なのか。
そして伝わってくる心臓の音はどちらのものなのか。
初めてのときよりもさらに気持ちが昂ってるのは初めてを知ってるから。
兼近のナカの温かさと優しさを知ってるから。
ひとつになったときの瞬間の悦びを知ってるから。
右手でローションのふたを開け、少し高い位置から垂らすと、少し反れて兼近の睾丸に垂れた。
「はっぁぁ!?何!?」
「アハハ、ゴメン、冷たかった?ローションがタマにかかっちゃった」
「ビックリしたぁ…」
「わるいわるい」
親指で睾丸に垂れたローションを拭う、こっちも小ぶりでツルフニャでカワイイ。
「どこさわってんの…」
「かわいいんだもん、小っちゃくてフニャフニャしてて」
「バカにされてる…」
「してない、してない」
親指でそっと撫でまわす。
「ん……なんかくすぐったい…」
親指以外の4本の指で転がしてみる。
「……ん……あぁぁ」
「どう?」
「なんか…なんかわかんない…」
「ハハハ、でも少しはここの緊張がほぐれたかな」
再びローションを垂らすと、今度はうまくかかった。
(あ…)
つぼみがぷくぷくとヒクついてる、指を欲しがってるのか…?
にゅ……つぷっ……
「え、すご……」
「はぁぁっ……うんっ……」
ローションの助けもあるが、意外にも中指がすんなり入った…というより、ぬるぬると呑み込んでしまった。
「ふぁぁぁ……あっ……」
「大丈夫…?」
「あ……りんたろーさん…」
「うん、大丈夫だよ。動かすよ?」
にゅっ…にゅっ…にゅる……
凄い…俺の指が喰われそうだ……
相変わらずあったけぇなぁ…あったかくて優しくて…
指を動かし、軽くぐりんっとするといやらしい蜜がこぼれ落ちてきた。
「はぁ…あ……いっ……」
「もう1本入れるけど…頑張れる…?」
「うん…大丈夫です…」
「手、力入れていいからな」
「ん……」
もう2本目は完全に喰われてた。
あたたかさと優しさに加えてやわらかさも倍に伝わってくる。
2本の指が電源となり、全身に痺れが走る。
痺れは電光となり、下半身一箇所に集まった。
(早く挿れてぇ…)
いや、焦るな、焦るな、俺っ!!
「あっ…あ、あ、あ……や…」
兼近の喘ぎ声にエロさが増してくる、“いや”とか“待って”とかが入ってくると感じてる合図。
「やっ……りん…たろーさん……そこ……」
気がついたらポイントに到達してたらしく、俺は夢中で指を震わせていた。
つぼみだった入口はすっかり全開に近い感じになり、そこから溢れ出る蜜とローションでシーツにはうっすらシミが広がっていた。
「あーっ……あ……待って…」
「かねち…挿れたい…挿れていい…?」
黙って何度も頷く兼近の目にはすでに涙が滲んでいて、顔がうっすらと髪の色と同じようにピンクに染まり……
まるでいたずらな天使に誘われてるようだった。
「手、離すよ」
兼近の手を離した瞬間、Tシャツと短パンと下着を脱ぎ捨て、枕元に置いてあったコンドームを手にしてた。
(余裕なさすぎ…落ち着けよ…まるで童貞だなぁ…
つーか、おいっ!!俺の“オマエ”、落ち着けっっ!!)
嬉しいのは俺も下半身も一緒。
ゴムを装着して、さらに少し脚を開かせるとそこには俺達以上に待ちわびたと言わんばかりに、入口が呼吸をするかのように、蜜を垂らしながら俺達を迎えてくれた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
44 / 46