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第九章
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「────ああんっ!」
迅鵺の露になった肉棒の先端部分をいきなり加え込み、漏れている汁をジュルルッと音を立てて吸い付かれて、迅鵺は大きく身体を仰け反らせた。
「はあっ、はあっ──・・」
強い快感に仰け反らせた反動で、悠叶の口から迅鵺の肉棒は飛び出してしまい、悠叶の唾液が絡み付いた迅鵺の肉棒から飛沫が上がる。
「ああ──・・迅鵺さん、感じ過ぎっ・・・お陰で自分の唾液で顔が汚れちゃいました。」
悠叶の言葉に、羞恥でどうにかなってしまいそうな迅鵺だが、恐る恐る悠叶の顔を見ると確かに濡れていて、自分を見詰める悠叶の顔が凄くエロく見えてしまい、更なる羞恥心から逆上せそうなくらい顔を真っ赤にさせた。
迅鵺は、目を合わせられず悠叶から目線を外し、今にも消えて無くなりそうな震える小さな声を溢す。
「────わっ、悪い・・」
迅鵺の可愛らしい素振りに、悠叶の胸は大きく鼓動させた。
痛いくらいの強い鼓動に、顔をしかめる。
「ああっ・・迅鵺さん、その顔ゾクゾクする・・あんまり煽らないで下さいよっ」
そう言って下唇をペロリと舐める悠叶に、迅鵺は甘く胸の音を鳴らした。
なっ、なんでこんなこと言われてトキメいてんだよっ・・
本来なら、男にキスをされるだけでも嫌悪する筈なのに、この時の迅鵺は、はっきりと自覚するくらいには悠叶にドキドキしてしまっていた。
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