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最終章
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「───ゲホッ、こんくらいでっ・・狼狽えんじゃねぇっ・・ゲホッ・・」
迅鵺は咳き込みながら訴えるけれど、悠叶は狼狽えたまま。
「で、でも・・」
「でもじゃねぇっ・・ヤバかったら今みたいに反撃してやるっ・・だから、あんたも無傷で済むと思うなよっ・・そんなこと言って、本当は今だって興奮してんだろっ・・?」
「────っ」
迅鵺の言葉に、悠叶は冷や汗をタラリと流し、生唾を呑み込んだ。
苦しそうなのを落ち着かせようと一生懸命に呼吸を繰り返し、涙目になりながらも呼吸を整えようとしている迅鵺の姿を凝視する。
そして、無言のまま迅鵺の太腿を持つと、迅鵺のピンク色の小さなモノが丸見えになるように広げて、既にびちゃびちゃになってる入り口に中指をゆっくりと挿入した。
「────あぁっ・・」
苦痛とは違う、疼くような快楽に甘い声を漏らす迅鵺。
「迅鵺さん・・ここ、なんでこんなに、ぐちゃぐちゃなんですか?───ああ・・そういえばさっき、勝手に俺のに擦(こす)り付けてイッちゃったんでしたっけ?」
自分を見下す悠叶の目に、ゾクリと背中が痺れる感覚に、ドキドキと高鳴る胸が苦しくて顔をしかめる。
「迅鵺さんが、こんなにエッチで俺は嬉しいです・・」
ああ・・“スイッチが入ったな”と、この時、迅鵺は思った。
「あっ・・あんっ・・そこっ、変・・」
迅鵺の中で、ゴリッとする場所を引っ掛かれると、迅鵺は身悶える程に感じてしまう。
そんな姿を愉しむように、悠叶は指を二本に増やした。
「ほらっ・・ここ、変じゃなくて気持ちいいんじゃないんですか?」
クスリと笑いながら、わざと迅鵺に聞こえるように、グチグチと厭らしい音を立てる悠叶。
「ああっ・・やっ、だめっ・・」
迅鵺の反応に、悠叶は指を引き抜いて焦らすように入り口を撫で回した。
「だめ?こんなに、ひくつかせてるのに?嘘つきにはお仕置きが必要ですよね?」
悠叶の低い声に、迅鵺は首を振って否定するけれど、悠叶は熱を孕んだ吐息を溢して迅鵺を見下ろした。
「────良く見えるように、お尻をこっちに突き出して下さい。」
「──────っ!?」
命令とも取れる悠叶の口振りに、迅鵺は耳まで顔を真っ赤にさせると、恥ずかしさでどうにかなりそうになりながらも、震える腕で自分の身体を支えるように四つん這いになり、遠慮がちに尻を突き上げた。
──────バチンッ!!!
「う"あ"ぁっ!」
いきなり尻を思いっきり叩かれて大声を上げてしまった迅鵺。
ジンジンと痺れるような痛みが、徐々に熱に変わり、迅鵺の白く綺麗な尻は真っ赤に腫れてしまう。
「────??な、なんでっ・・」
迅鵺は何事かと、四つん這いのまま首を後ろに回すと涙を滲ませた瞳で悠叶を見詰めた。
「俺は、良く見えるようにと言ったんです。」
悠叶の冷たい口振りに、キュッと目を瞑った迅鵺は、瞳に滲ませていた涙をポロリとひとつ溢す。
恥ずかしさに耐えるように唇を固く結ぶと、尻をもっと高く突き上げた。
「─────フッ・・」
「ひやぁっ!」
丸見えになった霰もない迅鵺のひくつくソレに、いきなり息を吹き掛けられて、すっとんきょうな声を上げる迅鵺。
「やれば出来るじゃないですか──・・」
悠叶は自分のガチガチになった、熱く脈打つ肉棒を迅鵺の入り口に当てると、中には入れずに擦り付けた。
「ああっ・・はあっ・・それっ、やだっ・・」
悠叶の先走りと迅鵺が自分で汚したモノでヌルヌルと滑る悠叶の肉棒が欲しくて、迅鵺も無意識に腰を揺らしてしまう。
「何が嫌なんですか?はっきり言って下さい・・」
意地悪な悠叶の言葉に、迅鵺はつい悠叶を睨み付ける。
けれど、ずっと悠叶を求めていた迅鵺の身体は、脳までも甘く犯し、熱を帯びた唇、赤く染まった頬、期待で潤ませた瞳。
そんな姿では、威嚇にもならない。
悠叶は、クスリと笑みを溢した。
「しょうがない人ですね・・じゃあ、俺のコレが欲しいなら、自分で尻の穴を指で広げて下さい。そこにぶち込んであげますから。」
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