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5-③
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程よく筋肉が付き、引き締まった佐久間に対して、またもや女子の方々から黄色い悲鳴が上がる
かたや周りの野郎共からは、やれー!いいぞー!の嬉しくない応援
「春日ちゃん…ハァ、ハァ…」
上半身裸で鼻息を荒くして、目が血走っている
コイツがイケメンじゃなければ、犯罪者レベルだろ
逃げ出したいッ
でも走って逃げようとすれば、運動神経塊の佐久間に捕らえられるのは、目に見えて明らか
(今のコイツに捕まったら…)
頭の中で警報が鳴り響く
「ちょっ、さ、佐久間、わ、分かった。まずは落ち着こう、な?俺も濡れててヤダし、早く着替えて暖かくなりたいし、な?」
「これから2人でもっと濡れる事するから大丈夫だよ。それに俺が春日をすぐ熱くさせるし。縮こまった春日のも舌で舐めてしゃぶって、トロトロに溶かしてあげるから」
「ヒィイイっ、あ、あっ、そうだ!おおお菓子ッ!俺、お菓子持って来てて、お腹空いたから早く教室戻ってお菓子食べたい。だから教室行こう、な?」
「大丈夫、大丈夫。春日は俺のモノですぐお腹いっぱいになるから。俺のモノ挿れて、揺さぶって奥に何度も中出ししてあげるから、ね。あ、春日ちゃん知ってる?前立腺刺激しまくると、前触らなくてもイく事が出来るようになるんだって。それがめちゃくちゃ気持ちイイらしいから、俺さぁ…春日にやってみたい」
「ぐあぁああああ、キモいーーーっ!!」
すごい笑顔で爽やかに下ネタ口にする変態が
本当にキモ過ぎて、恐怖心で涙が出そう
「春日…最初から気持ち良くさせるから」
「ッ、ッ…」
頭に血が昇った変態にもう何を言ってもダメだ
着実にジリジリと距離を詰めてこられる
何としてでも、この変態から逃れないとマズい
何かないか
この場から逃れる方法…
「お前ら何してんだ、早く着替えろ。佐久間、お前そんな格好で…風邪引くぞ」
と、その時
幸運が舞い込んだ
佐久間の後ろから先生が現れ
今しかないッと体が動く
先生と話す変態が俺から注意を逸らしているコンマ1秒でTシャツを脱ぎ、佐久間の顔面目掛け
「どりゃあっ」
「え?春日ちゃ…うわっ痛、冷たッ!!!」
投げつけた
濡れていたTシャツは佐久間の顔面に張り付き、モダモダと悶えている
あとは後ろを一切見ずに教室まで猛ダッシュ
(ま、マジ怖かったぁあああああッ)
その後
上半身裸で教室に現れた俺に、遅れて同じような格好で来た佐久間を見て
悦郎が
「え?2人、セックしてたの?」
と、恐ろしい事を口にし
その発言はすぐさま学校中に広まる事になる
そんな渦中、忘れていた事がもう一つ…
「おいっ佐久間、俺のTシャツどこやったんだよ」
「え!?あ、あーと…えーと…」
「あっ、投げつけられた腹いせに引きちぎったとかだろ?それならそうと言えば…」
「そ、そんな勿体無い事しないっ!春日の匂いと汗という体液が染み込んだTシャツだもん。匂い嗅ぎながら毎日シコってる俺のオカズ…あ、しまった…」
「て、テメェエエエエッ!!」
思わぬ形で事実を知る事になり
そしてTシャツは俺のもとに戻ってくる事は無かった
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