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★君のぬくもりに触れて。 4
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そろそろ我慢の限界で、中から指を抜いて渚をベッドに押し倒すと、半脱ぎになっていたズボンと下着を完全に取っ払った。
そのまま自分も衣服を全て脱いで、僅かに閉じられている渚の膝に手を添えて広げる。
その間に入り込み後孔に腰を押し付けた。
「はぁ……っ、渚……もういいよな……ちょっと俺……我慢、できなくなってきた……」
「は、ぁ……っ、ん……。……うん……。いいよ。荒玖の好きなように、していい……」
渚は深呼吸を繰り返してから、少しの間をおいて小さく呟く。
その言葉にゴクリと息を呑んでから自身のモノを収斂を繰り返す窄まりに手で固定する。
そのままゆっくりと中に挿入していき、まだ誰の侵入も許したことのない未開発な渚の秘所を己のモノで貫いた。
「あ゙……っ、あぁ……っ、ン゙ン゙ン゙ッ!!?」
「う……っ、なぎ、さ……っ」
一番奥まで入ってから一旦腰の動きを止めて、そのまま渚の華奢な体をそっと優しく抱きしめてやる。
……抱きしめて、初めてその体が震えていることに気づいた。
そりゃあ、そうだよな。
痛いし怖いに決まってる。
初めてなのに、こんな形で、同性と……親友と、情交を結ぶのだから。
その気持ちを考えると傷口を抉られるような痛みを胸に感じ、気づけば俺は謝罪の言葉を口にしていた。
「渚……ごめん……。……ごめんな」
「はぁ……っ、ん……っ、……なんで、謝るんだよ……」
「だって……本当はしたく、ないだろ…………」
「…………」
俺のそんな言葉に、渚は答える代わりに髪を梳くように優しく頭を撫でてくる。
その手に、温もりに、何もかも許されているようで。
涙が出そうだった。
あぁ……やっぱり、渚が、好きだ……。
頭がおかしくなりそうなほど、渚のことが好き……。
この気持ちを言葉にして伝えられないことが、今は一番辛かった。
「荒玖、もう、動いていい。このままはキツイだろ……? それに、LP回復しないと」
その言葉に俺はゆっくり起き上がると、渚の深く透き通るような蒼い瞳を見つめた。
そう。これは、LPを回復するため。
この行為に、お互いの愛はない。
一方通行な俺の愛しかないのだから。
でも、それでもいい。
大好きな君と繋がれるなら。
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