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★離したくない温もり 2
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渚が俺の行動を見て恐る恐るそう尋ねてきた。
「いや、中はちゃんと指で慣らしてからと思って。つか、いきなり挿れるのは渚が痛いだろ」
「……荒玖」
俺の言葉に何か言いかけて口をもごもごさせるが言葉が見つからなかったのか、ゆっくり起き上がると頭を擦り寄せてくる。
そのまま俺の首に手を回してぎゅっと抱きついてきた。
「は? え?! ちょ、渚っ?」
「……あり、がと」
消え入りそうな声が耳に届く。
「ありがと……俺のこと、ちゃんと、考えてくれて……」
俺は抱きつくその体をローションのついていない方の手でそっと抱き返した。
触れ合った場所から体温が伝わって、脈打つ心臓の動きを直に感じる。
渚の心音は俺と同じくらい早鐘を打っており、そんなことに嬉しくなってしまう自分がいた。
(渚も、ちゃんとドキドキしてくれてるんだ……)
勘違いしてしまいそうなほど、態度が素直で愛らしくて。
胸にあふれる愛しさに我慢が出来なくなる。
俺はその体をそっと後ろに倒してからベッドに横たえると、渚のお尻の蕾にゆっくり中指を沈み込ませた。
キツいとはいえ、前よりはすんなり入るようになっているのを確認してから、人差し指も追加で中に侵入させるとそのまま二本の指を上下にゆっくり動かしていく。
「はっ……、ふぅ……っ、ぅ、んっ……あっ、あぁっ……、ンン……っ」
指の腹で渚の中を優しく擦りながら、それと同時に硬く反り勃って切なげに揺れているソレに、もう一度舌を這わせてから口に含む。
「ンンン……っ!? やっ……荒玖っ……まってっ……、そこ、一緒にするのっ……、ぁっ……! ンっ、やだぁ……っ!」
頭を上下に動かす度に自分の口から出た唾液がぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
渚は快感に何度も体を跳ねさせながら、俺の頭を手で押して口淫をやめさせようとした。
それに抵抗するように舌を絡めて口の中のモノを吸い上げると、指で奥まった場所にあるしこりを強めに擦り上げる。
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