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拾った猫はみふゆ 、 というらしい 。
たしかに冬のように真っ白い肌をしてるし 、 親のネーミングセンスはまぁまぁ良いと思う 。
しかも 、 男 。
声の高さも見た目も女かと思ったが 、 実際は男だと 。
たしかに " ぼく " と言っていたが 、 未だに信じられない 。 見た目とギャップがありすぎる 。
まぁ同性ならば気を遣うことも少ないだろうし 、 得はあるだろう 。
未だに毛布に包まれ 、 そわそわしている様子の猫 。
手に収まっていたマグカップを回収し 、 風呂に入ることを伝えた 。
すぐに頷き 、 嫌な様子は見せない 。
風呂は好きなのか 、 なんだかウキウキしている気がした 。
脱衣所で服を脱がせると 、 余計に肌の白さが目立つ 。
お湯の出し方とシャンプーやボディソープの場所だけ教え 、 上がったら声をかけるようにと伝えた 。
分かっているのか分かってないのか 、 小さく頷いただけだったが大丈夫だろう 。
猫が着ていた服は洗わなければならないし 、 俺のものでは大きいだろうが仕方がない 。
服は適当に準備しておこう 。
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