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影のあいつ 秀太side
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俺は、あいつに後ろに誰かいることを気づいた
誰かはわからないものの、男であることは確かだ
(きっと、こいつは気づいてないんだろうな…)
とりあえず、帰ろうとする愁汰の腕を掴む
『な、なんやねん…離せや』
な、なんやねんだって。かわいいな、今こっち見てる奴もきっとそうなんだろうなと思った。
あ、ついでに…
番号も渡しておこう。
もし何かあったら連絡して欲しいし、俺を頼って欲しい。
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