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And It is Reality
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そして静まる教室、集まる視線。
「………廊下で土下座してろぼけ。」
黒板に文字を書いている途中でストップした状態のクラスの担任が呆れ顔で言い放った。
「………はい。」
短く答えてそっと教室を出た。とたんに扉の向こうから大爆笑。まじ死にたい。
っていうか、対した夢でもねーのによくあんだけの奇声上げたな俺。頭イかれてるだろ。
って自分で言うのも悲しくなる。
『静かにせーよー、アイツはイかれたやつだ、皆は真似しないようになー。』
教室の中からは担任であるヤっさんの無慈悲な罵倒が聞こえてくる。
…そこまでいわなくてもいいじゃないか…。
『『『ハーイ。』』』
なぜそこでハモるクラスの仲間よ…。
そして惨めに廊下で正座をする俺であった…。
「ちきしょー…(泣)」
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