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Possibly…
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一通り話した後、蓮は何かを諦めたように笑った。それがすごく悲しかった。
「……多分、てか絶対、生徒会ボコったのは俺だわ。」
とりあえず暗く沈んだ空気を変える様に話した。
「まじかよ。お前強いな。」
蓮もそんな空気が嫌なのか、それとももう諦めてるのか、楽しそうに話してた。
「てかさ、俺が助けたのは女みたいなやつだと思ってたんだけど?」
「ぁー…そこは成長期。この1年で10cm近く伸びてるし。つーかお前が小さすぎんだよ、当時でも俺165はあったぜ?」
「うるせーなそこは触れんな。」
事情はわかった。じゃぁ真犯人は誰だ?
ここを解決しなきゃ、蓮の冤罪も、俺の汚名も消えないだろう。
「誘拐現場見た時さ、犯人の顔見なかったのかよ?」
「いや、暗かったからわかんなかった。……けど、今思うと誘拐の割には騒がしくなかったような気がするな…?」
睡眠薬とか使ってたんじゃないのか?
「どういうことだよ?」
「いや、人を運んでるわけでもないし抵抗しながら引きずられてるって感じでもなかったんだよな。」
はぁ?なんだそれ。それじゃまるで、自分からついてってるみたいじゃねー…か……、
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