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第一章
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───時は、昨日の閉店後に遡る。
「礼司さんさ、どうせウチに来るなら合鍵だって渡してるんだし、ウチで待ってればいいのに。」
「そんな訳にはいかないよ。茜くんはこんなに綺麗で可愛いんだ。その上あんな危なっかしい職場に居るだなんて、心配でハゲそうだよ。」
・・・
笑いながら言ってるけど、結構真面目に笑い事じゃないんだけどな・・
とにかく、過保護すぎっ!
僕達は店を閉めた後、僕のアパートに帰宅するなり一緒にお風呂に入っていた。
「そういえば礼司さん、ちょっと窶(やつ)れた?」
「んーどうかな?確かに最近、少し疲れ気味かな。」
・・・
それって、僕にばっかり構ってるからなんじゃないの?知り合って十日そこらで窶れるとか・・
「礼司さん、今日はお風呂上がったらすぐに寝よ?」
────って、礼司さん“うん”って言ったよね?
お風呂から上がった僕達は、一緒のベッドに入ったはいいけど、何故か礼司さんに押し倒されてキスされてるし。
「んっ・・ふっ・・れ、礼司さんっ・・だめっ・・」
ああっ・・でも、すっごく気持ちいいっっ・・
礼司さんのキス、甘くてエッチで好き・・
「んはあっ・・」
まるで媚薬のようなキスに、僕の体もどんどんエッチになっちゃう。
今日は礼司さんを早く休ませてあげるつもりだったのに・・・まあ、僕の仕事の時間に合わせてる時点で、もう早くはないんだけどさ。
だけど、せっかくの男前が寝不足と疲れで窶れてちゃ勿体無いでしょ?
でも───・・
「あっ・・」
乳首、気持ちいいっ・・礼司さんの指で引っ掻かれて舐められてるっ・・・
礼司さんにこんなことされたら、我慢なんて出来ないよっ
「茜くんの体、ピクピクしてて可愛い・・」
しかも言葉攻め───!?
礼司さんて、見た目の割りに結構アレだからセックスもヘタレな感じかと思ってたんだけど、僕好みのSっぽいのでドキドキしちゃう。
結局、礼司さんに流されて気持ちも昂ってきた頃、あの忘れられない出来事が発生した。
「茜くん・・入れるよ?」
このオス丸出しな礼司さんの眼差しが堪らなくて、心まで濡れちゃう想いだったよ。
それなのに・・
「───えっ?あれっ?」
「───礼司さん?どうしたの?」
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