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SIDE03 品方燈真(しなかたとうま)
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それから
ちょくちょく何度か屋上で
はちあっては長時間に渡って話してたりする
もう俺にたいしての緊張感も恐怖心も
なくなったみたいで
距離感も段々と縮まっていくのがわかった。
「燈真くん!」
そう言って大きな音をたててドアを開けてきたのは
いつもの飛騨くん、いや優真
「優真、おはよ」
「おはようございます!」
優真の笑顔は眩しかった
朝のせいもあるかもしれないけど
「で、何?」
「あ、この前のテスト燈真くんに教えてもらったとこ凄いあってたんですよ!」
なんて言って
俺にテストの答案を見せてくる
こうみえて俺は成績がいい方
年上らしく優真のわからないところは
とことん教えてあげた
これくらいの点数をとってあたりまえ
だけどここはかわいい後輩として
「お、ほんとだよくやったな!頑張った」
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