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SIDE05 我妻千尋 (わがづまちひろ)
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俺はいつも通り
兄ちゃんのベッドへ潜りこんだ
もう寝る寸前だったのだろうか
ベッド付近の電気しかついていなかった
「千尋はほんとあったかいね」
「兄ちゃん毎日それ言ってる」
「毎日千尋を抱きしめてるってことね」
兄ちゃんに抱きしめられて寝る事が
毎日の俺の日課だった
正直兄ちゃんさえいれば
親なんていらないと思ってた
「ねえ千尋、もっと近くに感じたい」
そう耳元で囁かれた
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