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SIDE05 我妻千尋 (わがづまちひろ)
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「………っはぁッ…ぁっ…にぃ、ちゃっ」
「ち、ひろ…気持ちいい?」
俺たちはこうやって
お互いの体を求めるようになっていた
ちゅっちゅっと、
いやらしいリップ音が脳に響いて
身体中には柔らかい感触が残っていく
兄ちゃんの手は次第に下へと
降りていき
幼い俺の陰部を撫で回すように
優しく触れていた
「あっ……んッッ////」
「千尋、いやらしいね」
「ん……っあぁッ」
この込み上げてくる何かは
なんだろう
この込み上げてくる感情も
なんだろう
「い、いきそっ…あぁっ…ッ」
当時の俺たちは
触れるだけの関係だった
俺もなにしてるのか分からなかったし
この下半身から出ている液体の正体も
兄ちゃんの気持ちも
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