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SIDE07 中原疾風 (なかはらはやて)
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お腹に感じるくすぐったい感触
「……ん、」
いつの間にかリビングのソファで
寝ていたようでうっすら目を開けてみると
「お、起きたの」
「綾」
目の前、
わずか5cm先にいたのは
俺んちの隣人もとい俺の恋人だった
「なにしてんの」
「今大学から帰った」
時計を見ると21時をまわっていた
こんな時間まで俺は寝ていたのか
「帰る部屋間違ってますよ」
俺は綾を払いのけもう一度体制を立て直しては眠りにつこうとしていた
「俺だって疲れてる時は
こうやって愛しの恋人に癒しを求めるんだよ」
そんなクサいセリフも一歩間違えれば鳥肌物だが、俺はそんな言葉で直ぐ熱くなってしまうんだ
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