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SIDE07 中原疾風 (なかはらはやて)
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波打つように俺の中へ入ってくるものと
俺のものを激しくさする綾の手
五感全部が気持ちよくなって
精一杯になってしまっていた
「綾、やばい…いくっ」
「俺もだよ疾風」
綾の言葉と同時に
腰の動きが一段と早さを増し
俺の声も一層響きわたった
その中には綾の少しの荒らげた声も
混じっていて
えろい、えろいよ綾
不覚にも達してる俺の頭の中では
綾でいっぱいいっぱいになっていた
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