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僕がお仕置きされた理由 -×××で死ぬまで発情?!- [二次創作]
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「……ごめん、なさ……」
「なにマジになってんの?」
声を遮るように、先輩がサラリと笑って言ってのける。
「……まぁ、でも。
今度あんな顔して俺の誘いに乗ってきたら……心も丸ごと全部、俺のモンにしちまうからな」
「………!」
せんぱ……
「……いい、ですよ」
もう、こんな失態はしない。
カズの言うように、お酒は飲まない。
「おっ、言ったな?」
先輩が笑顔を向ける。
「覚悟しとけよ」
そう言って先輩が意地悪く笑う。
多分、僕を気遣って言ってくれたんだ……
「……ただいま」
玄関を開け、靴を脱ぐ。
部屋の奥からドタバタと騒がしい足音がして、カズが姿を見せた。
「おかえり」
そう返したカズに、正面からぎゅっと抱き締められる。
「……ごめん」
「え……」
「伊江に飲むなって言っておいて、俺、外で飲むなんて言ってさ……」
「………」
「それに、考えてみたら……伊江の事そうやって縛ってる時点で、信用してないのと同じだなって」
もしかしてカズ……僕の為に、飲んで来なかったの……?
カズを真っ直ぐ見上げれば、明らかに素面だと覗え、胸の奥からじわじわと罪悪感が込み上げてくる。
「……ごめん、カズ」
キュッと締まる喉奥から、なんとか声を絞り出す。
「僕……少し、飲んじゃった」
そう正直に告白すれば、カズは僕の頭をぽんぽんする。
「……俺のせい、だろ?」
「………」
カズ……
なんでこんな時まで……
その優しさに、ぎゅっと胸が締め付けられる。
バカだな、僕。
カズはいつだって僕の事を考えていてくれているのに……
……なのに、僕は……一人ふて腐れて、当て付けみたいにお酒飲んじゃって。
それで、先輩と………
「………!」
ハッと我に返り、カズから視線を逸らす。
「……いや、違っ、……」
「伊江」
焦る僕を、カズが全てを包み込むように優しく抱き締める。
「いいから全部、俺のせいにしとけよ」
「………」
嫌な汗が背中を伝う。
……ど、どうしよう……
この雰囲気では、先輩との事を言い出しにくくなり、
かえって口が裂けても言えないのでは……という状況に陥ってしまった。
「なか入ろ」
「……う、うん」
カズに肩を抱かれながら、部屋へと入る。
その首元には、先輩に意地悪く付けられた……赤い刻印。
この後僕は、一緒にシャワーを浴びたカズに発見されて……
風呂場で、そしてベッドの上で
熱く激しいお仕置きを受ける事になるのだった。
♡おしまい♡
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