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11 ☆
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《晴》
散々泣き疲れた顔。
頬が腫れて、よく見るとお仕置きで手も脚も痣だらけだ。
乱れた長めのミルクティーグレージュの髪。
明らかに外国の血が混じってる。
その子はオドオドとドアに張り付いてる。
相変わらずの裸。
この間あった時は、ぶかぶかのTシャツ着てたのに。
ガリガリで、小さな性器を隠そうともしてない。
なのに綺麗だ、と思ってしまう。
なんで??
「えー…っと。
怖くないよ?
こっちにおいでよ?」
その子は、瞬きをして2、3歩前に出る。
どうやらこっちの言ってる事は理解してるようだ。
「うん、おいで。」
更に2、3歩。
手を伸ばして、触れるとビクッとなったが、俺が何もしないので不思議そうな顔で見ている。
そうだ、名前……。
子猫ズグって言ってたな。
待てよ?
ズグって…‥.グズ逆さまにしただけ?
あの店主〜!
いくら待っても、俺が何の反応もしないので
あの子が小首を傾げる。
長めの髪が顔に掛かった。
あどけない表情。
あ……眼かな?
何の曇りもない真っ直ぐな眼。
だから、惹かれたのかも。
「……ぁー……。」
問い掛けるように、その子が口を開く。
頬が腫れて痛々しい。
「大丈夫…な訳ないよな。
痛い?
少し水で冷やそうか?」
頬っぺたにそっと触ると、急に何かを思い出したようにソワソワし出す。
「何?
どーした?」
その子がいきなりしゃがみ込んで、口で俺のスラックスのジッパーを開け始めた。
「えっ?!
ちょっと!」
なかなか上手くいかなくて、でも開け終わると俺のをしゃぶり始めた。
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