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樹
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悠side
きっ...聞こえてしまった。
【好きになってごめん】
あれは...一体...?
「おはよ。」
「うへ?へ?おは...おは...おはよ!!!」
「うっせぇなぁ。なんでそうテンパってんの。」
いや、え?もう朝...しかも、僕のことを本当に樹が!?いや、聞き間違えかもだし...
「ご飯出来てんだけど。食わねぇの?」
「あっ、食べます食べます!」
やばい。普通のようにしないと...
僕は慌てて目の前にある食材にがっつく。
「え!?うまっ」
サクサクの衣のハンバーグ、それにトロトロの卵焼き...頬が落ちそうだ。
「そ。よかった。」
樹にこんな才能があったとは...
「すごいね!こんなに作れるなんて...」
「そりゃ、高校からずっと1人ぐらしだったから。」
へ!?あっ...そうなんだ!
1人ぐらしって大変なんだろうな...、家事、家賃...
だから、バイト?いや、普通に前から金持ちっぽいし...
でも、親金持ち?なんて無神経なこと聞けないし...
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