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18歳以上ですか?
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2人で過ごす上で
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「ふふ。樹嫉妬ー??醜いよー??」
「うっせ!」
「俺と悠は赤ちゃんの時からずっと一緒だから好みを俺がなんでも知ってるんだよねー。苦手なことも好きなことも全て」
ん??え、何の話??
「ちっ別に過去なんて別に知りたきゃねぇよ。今みるべきところは過去がどうかじゃなくて未来がどうであるかだろ。俺と悠の未来だ。お前には一生分からないものだ。それに好みも昔と変わってるだろうしな」
うわっかっこいい…僕に向けられている眼差しが…声が…表情が本気ってことを無理やりにでも分からせてくる。
圧倒的なパフォーマンス。これが劇のラストシーンだったら全米が泣くだろう…
故に僕の心が今号泣している…
「それにだな??お前はせいぜい18年だ。俺はな悠をあと100年は見るつもりだ。数でも価値でも俺の方が優勢だ。分かるか??お前に勝ち目ねぇんだよ。」
ん?僕118際まで生きるの??
「はぁ…あの時の拓也ごめんなって顔はどこいったんだよ。悠のこと卒業式まで告るなって言ってきたくせに」
「ぐっ、、それは…」
「まぁいいや!うん…前も言ったけど樹になら悠を渡せる。今の言動が全てを意味しているね。」
はぁ…良かった。どうなるかと思った…
「で、悠なんだっけ??おれがどうして直々に悠を抱かず、デリヘルに連れていったのかだよね?」
「あ、うん…」
今まで考えても1度も分からなかったこと
思い出そうとしても出来なかったこと
僕と拓也との間に壁を感じたこと
これがこの今から伝えられる理由が全てを意味しているような気がするのは何故だろうか。
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