アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
20
-
「………ん…………」
目が覚めると真っ白な天井が見える。
「……ここは…どこでしょう…」
自分の部屋ではないことがたしかだ。
「っ…………?」
起き上がろうとすると、腰の辺りがズキズキと痛む。
起き上がることすら難しいほどに。
「痛いです…」
ーーーーーーーガチャーーーーーー
誰かが入って来た。
燃えるような赤い髪に、整った顔。
「赤司君」
「テツヤ、目が覚めたんだね。」
赤司君がふふ、と微笑む。
「ええ……それより、ここは赤司君の家ですか?」
「…………………そうだよ。」
「どうして僕が赤司君の家に?」
「…………………」
赤司君が鋭い視線をこちらに向けている。
なんでそんな目で見られないといけないのかわからない。
「…テツヤは覚えてないんだ…?」
「何をですか?」
「本当に覚えてないんだ…?あんなに愛し合ったのに…………」
「は?」
赤司君の言っている意味がわからない。
僕と赤司君が愛し合った?何の話?
「セックスしたの、覚えてない?」
「セッ……………⁈」
僕と赤司君が⁈
どうして⁈
僕の頭の中は崩壊した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 39