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「えっ…あの……」
会長は、戸惑う僕には構わず、会長室隣にあり、会長室とつながっている仮眠室へ入った。
僕を奥側へ追いやると、ガチャ、と鍵を閉める。
突然の事に頭がついてかない僕は、ただ茫然と会長の動作を見ていた。
「さてと…」
会長は、獲物を見るような目で、僕を見た。
僕は、はっ、と我に返った。
「会長、あの…」
一体何なのか、と聞こうとすると、会長は僕を仮眠用のベッドに座らせ、
「名前は?」
と聞いて来た。
「名前…?……西岡静ですけど……」
「静ね。」
そう言いながら、会長は僕の肩を押して来た。
僕はベッドに押し倒され、会長は僕の脚に馬乗りになった。
見上げると、楽しそうな顔をした会長の顔が近くにあった。
僕はびっくりして逃げ出そうともがくが、両手をひとまとめに、頭上で拘束されてしまう。
「それで全力か?」
僕は精一杯抵抗するが、会長は余裕の表情だ。
会長は片手で僕を抑え込みながら、制服のボタンを手早く外してくる。
「なっ…!やめて下さい……!」
必死に訴えるが、会長の動きは止まらない。
「うぅっ」
あらわになった首筋を舐められ、初めての感覚に呻き声を上げる。
僕は、以前隊長に聞いた話を思い出す。
会長が、不特定多数と、会長室で…その……行為に及んでいたという事を。
もしかしなくても僕は今、会長に襲われてる……?
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