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職員室のドアを開けると
ちょうど目の前に紘が立っていた
「あ!ちょうどよかった!これから保健室に行こうと思ってたんだよね!」
「そっか!じゃあ…一緒に帰ろ?」
「う、うん!」
なぜか俺から目をそらした紘
…どうしたのかな?
そしてなぜか
顔が赤い
「何で顔赤いの?」
「え?!あ、いや…その…」
「ん?」
「…さっきの歩夢が可愛かったから」
「なっ?!」
他の先生達が聞いてるかもしれないのに…
何でそんな事言うかな…
今度は俺が恥ずかしくなってしまい
紘から目をそらした
すると紘は
俺の肩に手を回し
そのまま歩き出した
「ちょ…!紘?」
「…いいでしょ?このままで」
「…っ!」
耳元でそう囁かれた俺は
何も言い返す事が出来なかった
そしてそのまま
学校を後にした
通りすがりの生徒達の
視線が気になった事は
言うまでもない
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