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03 紘side
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歩夢と別れ
俺は家へと向かっていた
少し暗くなった空を見上げながら
俺は歩く
そんな時、頭に浮かんでくるのは
歩夢だった
無意識のうちに
歩夢の事を考えてしまう俺は
かなり重症かもしれない
「可愛かったなー…歩夢」
真っ赤な顔をして照れる歩夢は
本当に可愛くて…
「何であんなに可愛いのかな…」
歩夢の事を考えると
自然と頬が緩んでしまう
周りから見れば
ただの気持ち悪い人だろう
「はぁ…ダメだな…俺…」
いつか学校や外で
歩夢にキスしてそうで怖い…
まぁ、もうしちゃってるけどね?
俺だって男だし…
いつか理性が崩れ落ちそうで
結構怖い
「しっかりしないとなー…」
独り言をこぼしながら
歩いていると
ふいに誰かに声をかけられた
「紘くんだよね?」
その声に振り向くと
そこにいたのは
「秋斗さん?」
歩夢のお兄さんの
秋斗さんだった
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