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「あーゆーむー!起きろー!!」
勢いよくドアを開け
大きな声でそう叫んだのは
俺の恋人、紘
「…あれ?何でここに?」
「歩夢がまた寝るんじゃないかと思って入れてもらったんだよ」
「…へぇ…」
「こら!寝るな!」
「あ、ちょっと…布団…返せよ…」
「返してほしければ起きるんだな」
「…えー…」
まだ完全に目覚めてない俺は
うとうとしながら起き上がった
「…ほら起きたよ。だから布団返して…」
「そのまま服を着替えよーう!」
「えー…約束が違うじゃん…」
「いいからいいから!服を着替えたら即出発ね!」
「…眠い…」
紘に言われるがまま
俺は着ていたスウェットを脱ぎ
ゴソゴソと服を探し始めた
「相変わらず細いなぁ、歩夢は。ちゃんと食べてる?」
「…食べてるよ。つか、離れて」
「うわぁ、歩夢肌すべすべ!」
「…ちょっ…あんまり触んなよ…くすぐったい」
「ごめんごめん。手が勝手に」
「…この変態」
「なっ?!へ、変態だと?!失礼な!」
そう言う紘を無視し
俺は適当に服を選び着替え始めた
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