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救急で運ばれ状態を聞き処置をしていく。
処置中、少年はずっとしきりに抵抗して「嫌だ」と泣き叫んでいた。
処置が終わっても首を振ったりや手出して点滴を外そうともしていた。
「先生」
声がする方に顔を向けると
「睡眠薬打ちますか?」
俺は少年の手を看護婦の代わりに握る。
それでも少年は握った手を話そうとするわけではなく点滴を外そうとしながらも「嫌だ」と呟くように言っていた…。
「何が嫌?」
少年は俺の顔を見て少しジッと見つめた後点滴を指をさした。
「点滴?」
頷く少年に少し笑う。
「ねぇ…」
少年は俺を見ると少し俺が微笑むと眉間に皺を寄せる
「小さい頃俺と一緒に居たでしょ?
最初は分からなかったけど名前と年齢やら顔見て分かったけど」
「わかんない…」
「昔よく葵って呼んでくれたでしょ?」
また俺の顔見て俯く。
「分かった?」
しばらく沈黙だったが、頷いてくれた…
「良かった。俺が明希の担当医になるよ」
「な、んで?」
「えっ?」
「担当医?」
「嫌?」
「嫌とかじゃないけど…」
昔の話をする俺に明希は俯きながらも話を聞いていた
「俺が医者になったの明希の病気を治す為だから」
驚き顔を上げた…
「どうして…?」
「俺が医者を目指す理由は明希の病気を治す為
他にはないよ」
話していたら携帯が鳴る
「ごめん。ちょっと出てくる」
明希はボーと出ていく姿を見つめる。
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