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プロローグ【驚き】
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まだ時間があったのでお風呂に入ることにした。
そして、脱衣所で服を脱いでいると。
バタン
「おっじゃましまーす!!」
突然ドアが開いた。
「ひゃあああっ!!!」
俺は慌ててタオルで体を隠す。
「あれ、優音お風呂はいるとこだった?悪いね」
「悪いね、じゃないっ!!ばか!急に何ッ!」
部屋に入ってきたのは新井くんだった。
まだ三人で集まる時間じゃないのに!!
「いや、暇だから来てみた。風呂はいるんでしょ?リビングで待ってるよ」
「う、うん......」
僕は赤くなりながらお風呂の戸を閉めた。
なんでこんなドキドキするの!?俺おかしいよぉ……
体を洗い終わり、湯船に浸かる。
「はぁ〜……」
思わず声が出る。気持ちいいなぁ。……ていうより、新井くんって、本
当に不思議な人だよね。
友樹が言うには、優しくて、かっこよくて、頭もいいらしい。
……そんな人に俺の名前呼ばれたら、緊張するよ。
でも、友樹には普通に話せるんだけどなぁ。どうしてだろう?
「あー、あったまった〜」
俺はお風呂から出て、バスローブを着てリビングに向かった
俺はすっかり忘れていた。リビングにいる新井くんの存在を。
「あっ......」
俺はハッとして体を隠す。
「何その恰好、サービスなの?」
「ちっ、違う!着替えてくるっ!」
俺は自分の部屋に戻って服を着替えた。
「ごめん……」
俺はソファに座る新井くんに謝った。
「別にいいよ。俺が勝手に来ただけだし」
新井くんは優しく微笑む。
「あ、そうだ。新井くん、これ食べる?」
俺はお菓子を取り出した。余ってた奴だけど。
「え、くれるの?ありがと」
「いえいえ」
新井くんは嬉しそうに受け取ってくれた。
よかった。喜んでくれてるみたい。
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