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今日から外に出ても良くなった。
施設から出られて、ある程度自由になる。
まあ、暴れたら、速攻施設送りだけど。
1度、外で攻撃系の能力を使ったら、施設の監視室で、えげつない拷問をされた。
もう二度と行きたくない。
施設に用意された家に着き一瞬にして、部屋を完成させた。
能力って便利だな笑
施設で雑用の仕事してたから、貯金も結構あるし、働かなくてもいいように施設から、大金も出てる。
ヴィランも悪くないかもな。
ただ、外にはヒーローってなのって自分の正義を俺に押付けてくる、攻撃系の能力を持った人達がうじゃうじゃいる。
施設のホームページで俺の顔は公開されているから、見つかったらすぐに攻撃してくる。
だるいな
勉強も運動も、努力して、人よりずば抜けてきた。
けど、ヒーローは努力しなくても、ずば抜けてるもんな。
ずるいよ、生きてるだけで、みんなから好かれてさ笑
『あ!風船!』
散歩をしていたら目の前で風船を手放してしまった、1人の少女がいた。
『どうしよう……届かないよ グスッ』
この距離なら、ジャンプで届くはずッ
よし!取れた!
「お嬢さん、風船どうぞ」
『お兄ちゃんありがとう!』
「どういたしまして。次からは話さないようにね!」
『うん!』
後ろから走ってくる音がする。
母親か?
バチン
急に視界が右にずれて、左頬が痛い
『あんた、テクノでしょ、、、うちの子に何したの!
ねぇ!答えなさい! 言っとくけどね!ヴィランだからって、一般人が勝てないわけじゃないのよ!こっちにはヒーローがいるんだからね! 怖かったねぇ、、もう大丈夫よママがいるからね……』
「僕は何もしてない……」
『黙りなさい!言い訳なんて言いたくないわ!
助けて!ヒーロー!』
「どうしました!」
瞬間移動をしてきたヒーロー
場を把握したのか僕の方を見て睨んでくる。
「この少女に何をした!答えなさい!テクノ!」
「何もしてない!ただ、風船を取ってあげただけだ!」
言い終わる前に攻撃をしてきた。
一方的に悪い方を決めて、何がヒーローだよ。
偽善者が。
気づいたら、僕は歩道の端で気絶をしていた。
身体中痛くて、能力で治療した。
反撃したら、監視室。
冷静に、冷静に。
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