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8 学校生活
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キーンコーンカーンコーン
初めての学校。
緊張で心臓がバクハグして、今にも飛び出るんじゃないかって思ってしまう。
「入ってきていいよ〜!」
伊佐久さんの、、いや、伊佐久先生の声が聞こえた。
ガラガラガラ
「自己紹介よろしく。」
「テクノです。えっと、、」
「適当に趣味とか、教えてあげて。」
「趣味は、曲を聞くことです。えっと、1年もないですが、よろしくお願いします。」
拍手をされた。
何が凄いのか分からないけど、きっと僕はすごいことをしたんだ!
「じゃあ、、後ろの窓側の席に座ってね」
席に着くと、伊佐久先生は話し始めた。
「今日から転校生でテクノくんが来た。 まだ慣れないことばかりで、心配だと思うから、話しかけてあげるように!」
ハーイ!
STが終わり、5分間の休み時間が来た。
「よろしく。俺、涼 隣の席だから、わかんないことあったら聞いて。」
「よ、よろしく。りょう……くん?」
「涼しいっていう字。くん付けなくてもいい。同学年だしさ!気楽に行こうぜ。」
涼って、かっこいい名前だな。
僕カタカナだし、感じが良かったな。
「そうだ!連絡先交換しようぜ!不安だろ?仲良くしたいしさ!」
「いいよ。どうやってやるの?」
「やり方知らねぇの?QRコードを出すんだよ ここをタップしてな……」
涼って書かれた連絡先が手に入った。
これで二人目、お友達
放課中は女子に囲まれたり、男子に囲まれたりで大変だった。
イケメン、とか、どこから来たの?とか、家族は?彼女は?とか、いっぱい聞かれて疲れた。
帰り道涼と同じ方向だったからいっしょに帰ることにした。
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