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「お風呂湧きましたよ」
「うん。」
「……」
「ん? 先入りなよ。家主でしょ?」
「わかりました。お風呂入ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
「うわぁ〜」
自分の体のアザが風呂場の全身鏡にうつってる。
重度の怪我は治すけど、こういう軽めの傷は直さないからどんどん体に蓄積されて、酷いことになってる。
直しても、直しても、アザができるからいつしか直さなくなった。
自分に吐き気がした。
湯船から上がり、鏡を割った。
鏡の破片は飛び散り、手に刺さっていた。
数分後冷静になって考えた。
この後伊佐久さんが入る。
鏡が飛び散ってる。
危ない。
ということなので鏡を修復した。
ふろ場は血だらけになっているが、湯船には入っていないので良しとした。
適当に血をシャワーで流し、換気扇をつけて、血なまぐさいのを緩和した。
結構深くまで切ったらしく、血がダラダラと流れている。
タオルにくるみ風呂から上がる。
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