アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
22
-
怒りが収まらない。
ピコンピコン
さっきから伊佐久さんからの連絡が止まらない。
見たくもない。
何も分かってない人と話したくない。
話したって無駄。
暴力でねじ伏せられるんだ。
「あれ〜テクノじゃん」
「え?輝龍くん……?」
振り返ると、大きくなった輝龍くんがいた。
久しぶりの再会で、互いに成長しているのが目に見えた。
「覚えてたんだ。数年ぶりでしょ。対立関係なってしまったけどな笑 」
整った顔がさらに磨きがかかってイケメンになっている
「輝龍くんこそ。覚えていくれたんだ。」
「うん。 こんな夜中に何してんの?」
「えっと 、散歩。 」
「テクノさ、ヴィランなんだからさ、夜中に出歩いたら誤解されるぞ?」
「あ、そうだよね。 輝龍くんはパトロール?」
「そう。」
「ヒーロー大変だね、」
「ヴィランの方が大変だろ。理不尽に耐えなきゃ行けないんだしさ!」
え?
体の力が一気に抜けた。
何が起きた?
まさか、、輝龍くん?
(馬鹿だなぁ、、対立関係か仲良くなるんけねぇじゃん笑頭が良くても、こういうのには働かねぇんだな笑)
所詮ヒーローはヴィランのこと、下に見てるんだ。
殺されるんだ。
「何考えてんのか知らねぇけどよ、俺はお前の味方じゃない。残念だな笑 死ぬまで俺とお前の関係は続くんだよ笑」
そう言って輝龍くんは僕を抱えて、歩き始めた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 85