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「よし!テクノくん行こうか!」
生徒にはバレたらめんどいってことで少し高い焼肉に行くらしい。
髪の毛をセットした先生はいつもより磨きがかかってイケメンだった。
僕も、ちょっと身だしなみを整えたが、隣にイケメンがたっているって、すごく嫌。
なんか、自分がブスに見える。
「着いたよ!」
なんか、ビルみたいな所来た。
『お待ちしておりました。 伊佐久様で宜しいでしょうか』
「はい。」
スーツを着た男性に案内されるまま僕達は席に着いた。
個室になっていて、綺麗なところだ。
あらかじめ伊佐久さんがメニューを頼んでくれていた。
お肉が来て、定員さんは帰って行った。
初めての経験が多すぎて、僕は頭がパンクしていた。
「食べよっか!」
「え?生肉をですか?」
「焼くよちゃんと笑 鉄板で焼くんだよ。 焼いてあげるから待ってて。」
あ、これ、焼くやつなんだ。
鉄板。
熱伝導。
焼肉って、焼く肉って書くもんな。
当たり前だよな。
何言ってんだ僕。
生肉食べたら、お腹痛くなるに決まってるよな。
あ〜びっくりした。
「フフッ 色んなこと考えすぎじゃない? そうだよね。テクノくん初めてだもんね。」
「あ、また、心読みましたね。 恥ずかしいんでやめてください。 」
「いいじゃん可愛い。」
「可愛くないです。僕男の子です。かっこいいって言ってください。」
「そうだね。かっこいい、かっこいい」
適当にあしらわれた。
「ほら、焼けたよ。お肉」
「あ、話しそらした。」
「ハイハイ。頂きます。」
「頂きます。」
「変わった頂きますだね。」
「何がですか?」
「ほら、大体の人って、手を合わせるだけなのに、テクノくん手を組んでるじゃん。 なんか、祈ってるって感じだね。」
「あぁ、僕の祖父母の家がそうだったんですよ。」
「そうなんだ。」
焼けたてのお肉を頬張った。
美味しい!
肉汁が溢れ出てくるような、まじでジュース!
噛めば噛むほど美味しい
「めっちゃ美味しいです。」
「そりゃ、良かった。」
「てか、昔より貧乏になったって言ってましたけど、大丈夫なんですか?」
「給料が少なくなっただけだよ。 貯金は腐るほどある。 贅沢しても、無くならないと思うよ。」
「そうなんですか。」
「テクノくんは考えてる時は結構喜怒哀楽あるけど、喋ると、感情なくなるね。 なんで?」
「なんで、、、でしょうね? 」
「おぉ、、質問を質問で返されてもな〜」
「でも、物心着いてからそうですから、性格なんじゃないですか? わからないですけど、」
「そっか。そういう人もいるよね〜」
ご飯を食べ終わって、会計を済ませた僕達は少しドライブをして帰ることにした。
「夜景綺麗でしょ ここら辺。おすすめスポット」
「綺麗です。 なんか、光がいっぱい」
「小学生みたいな感想笑 」
「うるさいです。そういうのは心の中にしまっといてください。」
「言いたいことははっきりという性格でしてね〜」
「知ってますよ。でも、時には我慢ってこともしなくては行けないと思うんですよね。」
「我慢してるよ? 授業中めっちゃ我慢してからね!
みんなに平等に接してるでしょ?」
「当たり前ですよ、そんなの。 授業そんなことされたら僕殴ります。」
「殴るんだ笑 物騒。」
「はい。そうですね。なので気をつけて接してください。」
「コンビニ寄るけどなんか買う?」
「… とくに、、欲しいもの、ないです。」
「フフッ 眠たいね。 」
「…はい。」
「寝ていいよ。 疲れたでしょ。今日、なれない所行かせてごめんね。」
「…いや、ぜんぜん、たのしかった、、です。」
「家、着いたけど、、寝てるな。」
「まだ、全然幼い顔、世界の危険人物。
こんな綺麗で、天使みたいな子を、そんなふうに言わないであげて欲しいけど、、、よいしょ、 」
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