アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
55
-
「テクノくん大丈夫?」
「……ん、、吐いたんで、大丈夫です。」
「一応体温測ろうか」
そう言って伊佐久さんは俺が来ていたシャツのボタンを外し脇に体温計を挟んだ。
「38.4度。風邪だね。 ちょっとまっててポカリとか買ってくるから。」
「わかりました。」
本当は行って欲しくない。
だけど、僕のために行ってくれるもんな。
わがまま言っちゃダメ。
「すぐ帰ってくるからね。」
「はい。」
そう言って伊佐久さんは買い物に行ってしまった。
極力目を開けたくない。
めまいがして、見るもの全てがぐるぐると回転しているように見える。
お風呂に入りたい。
寒いのに冷や汗をかいて身体中がベトベトする。
後で入ろう。
「ただいま」
「お帰りなさい。お金払います、いくらでしたか?」
「中学生にお金をまきあげる趣味はないよ。 これ、飲んどいてね。 夕食前にはからにしといてね。」
「わかりました。」
「なんかあったら連絡して」
「伊佐久さん。」
「何?」
「お風呂入りたいです。汗かいてて、身体ベトベトです。」
「わかった。お風呂沸かすから、沸いたら呼びに来るから待ってて。」
「ありがとうございます」
お風呂が沸くのに大体30分ぐらいかな
仮眠を取ろう。
ポカリを半分飲んで眠りについた。
「テクノくんお風呂沸いたよ」
「ん、、、」
「寝てた? もう少し寝ててもいいんだよ。」
「入ります、、」
働かない頭を必死に働かせて喋る。
「起きれる?」
「起きれます。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
55 / 85