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身体は自分で洗って髪の毛は伊佐久さんが洗ってくれた。
「髪の毛綺麗だな」
「ありがとうございます。」
伊佐久さんの身体は服着てると気づかなかったけど、一般人よりかは筋肉がある。
「体鍛えてるんですか?」
「うん、一応ね。」
髪の毛をシャワーで流したあと2人で湯船に浸かった。
保湿してくれる入浴剤で湯船は真っ白で身体が見えない。
僕の後ろには伊佐久さんがいてどうしてもよりかかってしまう体制になった。
「明日どこ行くんですか?」
「水族館。 魚がいっぱいいるところ。きっと気にいると思うよ。」
「そうなんですか。」
聞いたことある。
水族館。
イルカのショーとかペンギンとか
図鑑で見てた。
「僕ベルーガ好きです。」
「ベルーガって白くて頭ボコってしてる奴?」
「そうです。見たいです。」
「見れると思うよ。」
「嬉しいです。」
「よかった。」
「クラゲも見たいです。」
「水族館だから大体は見れるよ。マニアックな奴とかは無理だけどね。」
「有名なやつは見れますか?シャチとか」
「見れるよ。」
「楽しみです。」
「結構子供っぽいんだね。」
「子供ですから。」
「いや、感情表に出さないし、前まではもっと分厚い壁があったからね。」
「見定めてました。いい人なのか」
「いい人だった?」
「はい。安心です」
「良かったです。」
「なんで、敬語使うんですか」
「何となく。」
「いじってるのかと思いました。」
「半分いじって半分いじってない」
「良くないですよ。人をいじるのは」
「テクノくんだけだもん ダメかい?」
「程々にしてください。」
「わかった いじり倒すね」
「話聞いてました?」
「聞いてた。」
「話聞いてる人とは思えない発言をしていましたが?」
「話聞いて、頭の中で考えて発言したけど?」
「頭悪い……ですね」
「頭悪くないよ」
「はい。そうですね。」
「あ、話しそらした。」
「そろそろあがりたいです。のぼせます」
「もう、どこで覚えたんだよ。」
「伊佐久さんです。」
お風呂から上がり、寝巻きに着替える
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