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……
…
「ムラムラ来ない」、さっきのアレ、撤回していいですか。しますね。スイッチが入ったアオイのやばさ、分かってなかった。
シャワーのあとベッドに移動して、(つーかシャワーの時点でもう色々やばかったんだけど、もうそれ話してるとおわんない)「キスしたくなったら言ってね?」なんて言いながら顔中(もちろん唇以外)にキスを降らせて、紳士的だなあなんて思ったのも束の間で。
「舐めちゃダメなんだもんね?」
今アオイは俺のちんこにたらりと唾液を垂らし、それを潤滑油にしてぬるぬるにしてせめてきています。程よいリズムで扱かれて、吐息が当たるくらいアオイが顔を近づけるからその恥ずかしさで頭が真っ白になる。
「ぁ、んん、待って、そんな速く、」
「どーして?ミナトくんのここ、こーんなに勃ってるのに?触ってって言ってるよ?」
「や、だって、気持ち、」
「そーだよ気持ちくしてるんだよ?」
ぐちゅり、ぐちゅり
アオイの唾液なのかカウパーなのか分からない音が俺の耳を犯す。
さっきまでの優しそうな顔はどこにいってしまったの?ってくらい、妖しく笑うアオイに「次はどうされたい?」と掠れた声で言われたら理性の外側の俺が「そのまま舐めてよ、」と囁く。
だってその唇は、俺が少しでも腰をうかしたら触れてしまいそうだ。たまにぺろりとのぞく舌に惹かれて、そこに押しつけてしまいそうになる。
だけどそれはやっぱり浮気だからぐ、と我慢して、代わりに「後ろも触って」と懇願した。
おでこ、頬、こめかみ、鼻先、まぶた、あご、首……アオイの唇で触れられていないところがもうないのではないかというくらいにキスされながら、後ろを優しく撫でられた。
指用のコンドーム越しにアオイの指が触れて、そのあとの刺激を期待した俺はぎゅっと目を閉じる。
「顔隠しちゃだめだよ、ちゃんと見て?」
「や、恥ずかし、…っ」
「だーめ。可愛い顔してるんでしょう?分かる?ミナトのこと気持ちくさせてるのが誰なのか、ちゃんと見ててよ」
「わかる、あッ、」
「誰が気持ちくしてるの?」
「わかるよ、アオイ、」
「よくできました、中触ってあげるね?」
手のひらで温めたローションを塗りたくったあと、アオイの指が一本ずず、と侵入を始める。
「自分で少しほぐした?」
「ん、」
「挿れないのに?」
「指とかでシてほしくて、あッ」
「えっちだね、ミナト。でも今度からは俺にやらせて?ね」
「わかッ、ぁ、あんっ、アオイ、そこ気持ちッ…」
「ここなんだ、いいトコロ。可愛いよ、ミナト」
「んんッ、はあっ、あ、そこ、そこッ」
「ここ好き?」
「ん、すき、すきぃっ…」
「あーキスしたい。したら絶対気持ちいのに、」
「俺もしたいっ、でもだめッ、あっ」
「ミナトはいい子だね、」
快感でぼうっとした頭でも、それは違うって分かる。俺はいい子なんかじゃないよ、ただの都合のいい子だよ。だけどアオイの手があまりにも優しい手で触れるから、勘違いしそうになる。
「ごめッ、あっきもちぃ…っアオイ、」
「前も一緒にシてあげるね?」
「いっぺんはッ、あッ、」
「太ももの付け根は粘膜じゃないもんね、舐めるよ?」
「あッ」
「可愛い。ミナト、イッてもいいよ?」
「やらっ、終わっちゃう、イきたくなッ、」
「あー可愛い。いつもこんなに可愛いの?あぁ、泣かないで、」
「気持ちよすぎてッ涙勝手にッ……あッ、イきそ、……!え、なんでぇ……?」
なんでやめちゃうの?
イきたいイきたいイきたいイきたい。
「ごめん挿れないから、俺も一緒にイっていい?」
「いーよ、アオイも脱ごう?」
「こら、自分で扱かないの」
「だってぇ、あッ、あッ、」
「俺がイかせてあげる、あぁ、ミナトのあっついね」
「ね、アオイの触っていい?」
「いーよ、シて?」
「あッおっきい、」
かたい。太い。あぁ、これ挿れられて、奥こすられたらきもちーだろうな。きもちーよな。シたい、これでイきたい。
「そんな物欲しそうな顔しないで?我慢きかなくなる」
「だってこれッ、挿れたいッ」
「挿れる?」
「だめ、」
「浮気だから?」
「ん、」
「こうしても?」
アオイはゴムを手慣れた手つきでくるくるとつけた。ローションでぬるぬるになったそこは本当にエロくて、思わずごくりと喉が鳴る。
「ミナト、好きだよ」
「へ、」
その言葉の意味を理解する前に、後ろに触れられたその感覚に身体が震える。
「え、アオイ、」
「ほら、こうしたら粘膜と粘膜、触れ合ってないよ」
「んぁッ…!アオイ、入っちゃう、」
「そーだよ、挿れてんの、」
「待ッ、アオイッ、」
「嫌なら逃げて。俺のこと殴って止めて?」
「むりッ、あっあっあっ、」
「無理だよね、きもちいもんね?奥まで挿れるよ」
「あッ」
目がチカチカして、全身に快感が巡った。何これ気持ちいい。こんなの知らない。なんでこんなに気持ちいいんだよ、初めて会った、しかも客とボーイの関係なのに。
「アオイ、へんっ」
「なにが?」
「俺、俺気持ちくてッ、あっ、こんなにきもちいの、初めてッ」
「背徳感、とか?」
「、」
「泣かないの。浮気じゃないんでしょう?ほら俺の指舐めて?」
「んぐっ」
俺の唾液だらけになった親指で乳首をいじられて、気持ちよさの限界を超えてしまう。
「んっ、んっ、んっ、」
「ミナト可愛い、」
「イきたいっ、イっていい?」
「いーよ、」
「一緒がいいッ」
「じゃあ奥まで挿れるね?」
「あーーっ、アオイ、アオイ…ッ」
イく瞬間、歪んだ視界に見えたアオイはものすごく優しい顔をしていた。
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