アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
意地悪 10話
-
「はぁはぁ、はぁ」
「上手。いい子」
零次の背中に腕を回して小刻みに息を吐いていたら、頭を撫でられた。
「……海里、キスしてい?」
「んっ」
俺が頷くと零次は早速舌を入れてきて、下半身だけじゃなくて、口の中すらも支配しようとした。いや、支配された。
歯茎と歯列を舐められて、舌と舌を絡められる。
「海里」
零次の指が、乳首のすぐ側にあった。
「んー!!」
俺と目が合うと零次は容赦なく乳首を引っ張って、こねたりつねったりした。
背中がそれて、熱と痛みが溜まっていく。
「れ、零次もっと……」
温もりが欲しくて自分からキスをしようとしたら、零次は俺の耳に唇を近づけた。
すぐに何をしようとしているのかわかった。
「あっ、あぁぁぁ」
耳の穴に舌が入ってきた。手前で止まったと思ったら、すぐにまた動いて、凹凸をなぞられながら限界まで入れられる。
「あん、あぁぁ、ああ、あぁあぁぁ」
ネジを締められてから、指の腹で乳首を回された。零次の爪が当たったと思ったら、まるで猫が爪をとぐかのように引っかかれた。
「はぁ。ダメ。可愛すぎ」
舌を抜くと、零次は俺を持ち上げて性器を抜いた。
「あっ、あぁぁ、あぁ」
身体の向きを反転させられて、最初は首、背中、ふとももと順番に皮膚を吸われた。
わざと虐待の跡がないところに口をつけられたから、ほんの少しの痛みを耐えたらすぐに舌触りを感じて悲鳴が出た。
「零次……もうダメ、やめっ!? あ、あぁあぁ!!」
腕をあげられたと思ったら、脇の下を容赦なく吸われた。
「はぁはぁ、はぁはぁ」
部屋には呼吸音と舌の音だけが響いていて、もうどっちの息の方が荒いのかも分からない。
わかるのは零次が呆れそうなくらい俺を支配したがっていることと、俺がそれを不快じゃないと思ってしまっていることだけ。
「いっ!?」
胸を揉まれて、乳首を潰される。
「んー!!」
足でアナルを回されて、背中がそれた。
零次はそのまま一時間くらい俺の身体を自在に操って、
鳴き声を上げさせた。
いや、俺の脳はもう感じすぎて、どこを触られたかや気持ちいいかどうかばかりを考えてしまっていたから、ぶっちゃけ時間なんてものは分からない。
ただ零次が満足するまで、俺を可愛がったことだけは確かだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
99 / 103