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心配性 1話
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「軽音部入りませんか?」
「バスケ部入りませんかー? 今入ってくれたら焼肉奢るよー!」
始業式が終わると、俺は右からも左からも聞こえてくる部活勧誘の言葉を聞き流して、即刻家に帰った。
ダイニングにはいつも通り、じいちゃんとばあちゃんがいた。手を洗って二人にただいまと言ってから、俺は自室に向かった。
おかしい。
自室には零次がいるハズなのに、部屋の明かりがついていなかった。
三年前のいなくなった日のことを思い出して、心臓がドキドキと音を立てた。
落ち着け……きっと大丈夫だ。ずっと一緒にいるって約束してくれたんだから。
俺は深呼吸をしてから、電気をつけて部屋の中に入った。
零次はベッドの上で体育座りをしていた。
はぁ。よかった。
「零次、ただいま」
「……海里、友達できた?」
「え、まだだきてないけど」
「嘘だ! できたんだろどうせ。……海里の親友なのも恋人なのも俺だけでいいのに」
零次は頭を両手で抱えて、叫んだ。
「嘘じゃないけど?」
零次の手を頭からどかして、俺は首を傾げた。
「……ごめん。俺、怖い。いつか海里に友達がたくさんできたら、俺の母さんみたいにある日急にいなくなってしまうんじゃないかって考えちゃう」
零次は泣いていた。
たぶん、母親のことがトラウマになっているから、良くない方向に考えているのだと思う。
「そっか。大丈夫だよ、俺はいなくならないから」
零次の背中を撫でて、耳元で囁いた。
「……いなくなったら死ぬ」
「うん、俺も」
俺は零次に自分からキスをして、涙を舐めた。
「落ち着いた?」
「ああ、ごめん」
「んーん、可愛かったから問題ない」
俺がそう言うと、零次は顔を真っ赤にして俺の胸に顔を埋めた。
反応が可愛いな。
「海里、大学では何もされなかった?」
「は? なんもってなんだよ?」
「……襲われなかった?」
どんな質問だよ!
「襲われてないわ!」
「そうか。にしては乳首が赤いけどなぁ」
零次は俺のシャツのボタンを外して、右側の乳首を触った。
「……れ、零次のせいだろ。ボタンが当たるだけで感じちゃうんだよ」
「へぇ? そりゃあ随分可愛くてエロい身体だな」
「あっ、ああぁ」
乳首を触っていない方の手でアナルを服の上から触られて、左側の乳首を吸われた。
さっきは泣いていたのにもうこれって、変わり身早すぎんだろ。
「いっ!?」
乳首を噛まれて、思いっきり引っ張られた。あまりの痛みに涙が出た。
涙を舐められたら、零次のよだれが顔についた。
「あっ、あぁん」
猫が引っ掻くかのように爪で乳首を引っかかれると痛みの後に快感が押し寄せてきて、下半身が濡れていくのがわかった。
「うぅぅ」
耳の穴に舌を入れられて、胸をつねられながらズボンのチャックを降ろされる。
本当に無駄に手腕がいい。
下着の中に手を入れられて、性器を撫でられた。
「ふ、もう濡れてる」
「言うな!」
恥ずかしくなるから、本当に言わないで欲しい。
我慢汁を指ですくうと、零次はそれを乳首に擦りつけてから、そこを指で挟んだ。突き出されているのが恥ずかしくて、体温が急上昇していくのがわかった。
「もっと濡らそうか、海里」
「あぁぁ!」
我慢汁がついていない方を思いっきり吸われて、背中がそれた。
「ふ、固くなった。本当に俺好みの身体になったなぁ」
「あっ、あぁぁ」
引っ張られて、くるくると乳首を回されながら乳輪を吸われた。
「れ、零次……ああん!!」
爪と指で弾かれてから跡がつきそうな力で噛まれて、舌で揺らされた。
身体に熱が溜まって、イきそうになっていくのがわかる。
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