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再呪 羂索2 羂索✕脹相
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「全てが終わったら弟たちを全員返して貰う」
天元と約束した
皮肉にも願いを叶えてくれたのは
「お前の弟達は全員私が回収してあげたよ。勿論悠仁もね」
現れた羂索
「お前の言うことを信用するとでも?」
両手を合わせるも
「宿儺の顕現は確認した?」
空を見上げれば4本の腕の怪物
「悠仁は!悠仁は何処にいる!」
羂索の襟首を掴み揺さぶるも
「少し痛め付けるか」
いきなり呪霊に殴り飛ばされ意識を失った
「…ぅ…」
気が付くと借宿にしていた羂索の住みか
「何で…」
「あっ!気が付いた?」
悠仁の顔が視界に入る
「悠仁…っ!お前は無事か?体はなんともないか?」
慌てて体を探るも悠仁は不思議そうな表情で
「俺よりあんただろ?気絶してたし」
「すまない」
悠仁に笑いかける
「じゃあ俺『先生』を呼んでくるから」
「…え…?」
ドアの外に向かう悠仁の前に現れる
「やっ!目が覚めた?」
「羂索!」
布団を握りしめる
「弟に触るな!」
悠仁の肩に手を置こうとした羂索を牽制する
「どしたん?脹相。先生とまた喧嘩したん?」
「悠仁…?お前こそどうした?」
悠仁の様子は最初に夏油と出会った頃のようで
「悠仁、お兄さんは怒っているんだよ。自分よりも上手の相手に敗北したのが悔しいんだよ。まあ、けしかけたのは私だけど」
「やったの先生かよ!」
あきれた様子の悠仁に
「私はお兄さんの機嫌を取るから悠仁は真人と一緒に…」
悠仁の頭に触れようとしたが
悠仁はその手を避け
「俺は自分の部屋いるから大丈夫」
さっさと出ていった
「あの子は何故か私達を避けているんだ。夏油君はそんなに嫌われていたのか?」
不思議そうな羂索に
「お前は自分がしたことを忘れたのか!」
悠仁を傷付け
夏油の体を奪い
自分達兄弟を産み出させた
「あの子はその事は覚えていない」
「まさか…」
『脳を刺激する記憶の改竄は危険だ』
以前自分を忘れさせようとして高専の人間に頼んだが断られた
「脳に刺激を与えるなんて」
「大した事じゃない。高専の連中の事や、夏油君が死んだ出来事を消しただけだ。お前の事はちゃんと覚えてるし、あの子も辛い記憶が無くなって良いだろう?」
「お前!お前は!悠仁を何だと思っている!」
羂索に掴みかかる
「俺達は失敗作なんだろう?だったら放って置いてくれ!」
「ああ、そうだね。出来損ないは一旦捨てたが、受肉したお前は期待以上だ」
顎をつかみキスをしようと迫るが
「ふざけるな!悠仁はもう宿儺分離した。俺達はもう用済みのはずだ」
羂索から逃れようと体をずらす
「いや、お前は大事な息子だ。悠仁もね」
呪霊が後ろから現れ脹相を羽交い締めにする
「私達は親子をやり直す。いや、t悠仁にとっては夏油君との関係だね」
睨み付ける脹相の下腹部を撫でると
「ぅ…」
じわりと熱を持つ下半身に汗が滲む
「五条悟が取り払ったお前にかけた呪い。再度かけさせて貰う」
「あっ!」
太ももを撫でる呪霊の感触に脹相の股間が膨らむ
「ふ…」
唇を噛み締める
「可愛い弟の為だ。お兄ちゃんも頑張れるよね?」
不愉快な笑顔を見せ再度脹相に向き合う
「…悠仁の為…」
テーブルに置いてある弟達を見る
「お前の守りたいものは全て私が守ってあげるよ」
今度は羂索の唇を拒否しなかった
「良い子だ」
「あっ!くぅ…」
脹相の胸を儺で肌に舌を這わせる
「あうぅ…」
「久し振りの男の味だ。ちゃんと味わおうね」
脹相の髪を掴み口元に自分のぺニスを押し付ける
「お前の疼きは男の精液でしか収まらない」
頭を優しく撫でてくる羂索を睨み
「は…」
舌を出しぺニスをくわえる
「んっ!ぐぅ…」
じゅぷっ
ちゅくっ
喉の奥まで受け入れ扱く
「相変わらず巧いな。五条悟にもしてあげたのか?」
軽く歯を立て抗議の意を示す
「ごめんごめん。だから噛まないでくれる?」
謝罪を受け入れ
更に舌を這わせる
「あふ…」
呪霊達も脹相のぺニスを扱き
アヌスに舌を這わせ解していく
「んあ…あくっ!ああっ!」
羂索のぺニスから口を離し喘ぐ
「あ…は…」
ビクビクと腰を震わせる脹相を押さえ足を固定する
「待たせたね」
羂索が笑いかけ
ずっ
「あっ!あああっ!」
待ちわびたぺニスに歓喜の声を上げる
慣れたアヌスは旨そうにぺニスを呑み込む
「ちょっときついかな?」
「あぅっ!ああっ!」
ずちゅっ
ずちゅっ
腰を掴まれ揺さぶられる快感に
声を押さえきれず羂索にすがり付く
殺したいほど憎い男に組しかれ
快楽を与えられる
「あっ!あひっ!ああっ!」
呪霊も興奮しムクムクとぺニスを立ち上げる
「ははっ!私が終わったらこいつに犯して貰うと良いよ」
ずんっ
「ぅああああああーっ!」
悲鳴の様な声を上げ精液を放つと
一息遅れて羂索も脹相の体内に精液を放つ
「あ…ぅ…」
ヒクヒクと震える脹相に呪霊がのし掛かる
「あ…せいぇ…き」
脹相の口元が緩む
「お前の欲しいものは全部与えよう」
夢中で腰を振る呪霊越し
「お前の命…寄越せ」
脹相の瞳は怒りで満たされた
「クッキー?」
目を覚ますとテーブルの上に弟達と共に置かれたクッキーの包み
「あ、それ俺が買ってきて貰ったんだ」
いつの間にか椅子に座っていた悠仁が笑いかける
「何か見覚えのある…」
「悠仁、皆で食べよう」
壊相が買ってきた
「それ旨いんだぜ。一緒に食お」
にこりといつもの笑顔でお茶を出す
「け…夏油とは食わなくて良いのか?」
羂索の話によれば今の悠仁は夏油に出会った頃の記憶しかないはず
「んー?あの人夏油先生じゃないよね?」
躊躇いがちに言う
「何か夏油先生とは付き合いが短いけどあの人夏油先生のフリしてる。うまく言えないけど…その…変な発言するあんたの方が信用できるし、迷惑だろうけど今はあんたのそばにいたい」
この末弟は無意識のうちに分かっているのだ
「悠仁…」
悠仁を抱き締める
「どしたん?脹相?」
いきなり抱き締めてきた脹相に驚くも
脹相が肩を震わせ泣いていることを知り
黙って背中を撫でる
「俺は…選択を間違っていた…」
弟達の為に動いていたはずが全て裏目だった
「俺は兄失格だ…」
「いや、あんた良い兄貴だよ。良く知らんけど」
「俺は夏油を愛していた」
あの日泣いていた悠仁を抱き締め自分が泣いていた理由を知った
「あんたも先生が好きだったんだ」
撫でながら笑う
「夏油…愛していた…」
今さら気づいてすまない
「悠仁、お前は…お前達は絶対に守る」
命を懸けても
「縛りなんか無視してあいつを殺す!」
呪いのハーフだからこそ呪いから脱却する
終わり
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