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桃色遊戯2~弱ペダ手青4
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飼い主が二人に増えてから、僕の時間の殆どが、セックスに費やされるようになった。
二人にとって僕は、感度のいいおもちゃにすぎず、彼らが気持ちよがる僕の穴の狭さは、僕にとってはただただ痛みと屈辱の源に過ぎず、彼らがエロがる僕の反応は、僕本来の反応にすぎない。
僕が僕であることがそんなにもエロいと言うなら、僕はどう生きればいい?
めちゃめちゃ情けなかった。
漠然とした気持ちでマシンのメンテしてたら、田所さんが現れた。
「お、早いな」
「おはようございます…」
大好きな田所さんを前にすると、いつも以上にどぎまぎして言葉が出ない。
もちろん田所さんはそんなこと気にもとめない。
と、思ってたのに、今日は意外な反応が出たんだ。
「最近手嶋と一緒にいないな。喧嘩でもしたのか?」
え。
そう、田所さんて見た目よりずっと繊細で、細かな変化にも気づく人なんだ。
僕は洗いざらいしゃべりたい衝動にかられた…
「オーッス青八木、こんなところにいたのか」
「田所先輩おっはよーございまーす」
古賀と手嶋が嵐のように来て、僕をその場から連れ去った…
視界の中、どんどん小さくなる田所さんがきょとんとしている様が、涙でぼやけていった。
「何か言うつもりだったかな?」
「駄目だよ俺の時みたいに、結局参加者増やしちゃうだけだよん」
僕はかっとなった。
「田所さんはこんなことしないっ」
言い切った僕を、二人はニヤニヤ見てた。
どゆこと?
まさか、そんな…
いつもの場所でいつものように、僕は二人に押しひしがれる。
「かわいかったー、毅然としてて」
「何でそんなに可愛いかな一。ヤバすぎ」
「やだ、やめ、ああ、やだ」
「反応エロいーっ」
手嶋が僕に分け入る。
ふさがったばかりの傷が裂け、また生傷に戻る。
「青八木、青八木っ」
奥へ、さらに奥へ、手嶋のそれが突き進む。
僕が軋み、押し開かれる。
唇は古賀に奪われている。
唾液でベトベトの舌で舐めまわされ、顔も躰もぬるぬるだ。
「上がいい? 下がいい?」
「両方だよなー、なか、ヒクヒクしてるぜ」
「うわあ、めちゃ味わいてえ」
「いい加減…終わりに…」
「しねえよ。俺ら底なしだよ?」
「みんなおまえが可愛すぎるからいけねーの」
決めつけられて、攻め手変わって、また僕のなかが抉られて。
だんだん僕が壊れてく。
僕が消えてゆく。
ならここにいる僕は誰だろう。
いったい誰なんだろう…
完
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