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Lesson.5
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「いや……交代で」
「多希さんが一生懸命頑張って舐めてくれる間、俺も気持ちよくしますから」
久住に尻を撫で上げられると、泣きそうな声が漏れ出てしまう。
こちらは恥ずかしくて死にそうなくらいなのに、余裕綽々な久住が恨めしい。
多希は羞恥心を押し殺し、久住のことを煽った。
「い、いいですけど。久住さんがよければそれで。気持ちよくなり過ぎて、途中でイかないでくださいね? ……すぐ、入れたいので」
挑発的な言葉を選んだが、どっちにしろ久住に尻を向けた格好では、間抜けもいいところだ。
久住の手の動きが緩慢になった隙に、多希は直立しているペニスへ唇を寄せた。
わざと音を立てて軽く吸うと、びくびくと震えて面白い。
悪戯を繰り返していると、後ろに生暖かく濡れた感触が押しつけられ、多希は腰をよろめかせた。
「久住さんじゃないですよ。何度も言ってるのに」
「……あ、あっ。やめ……」
「多希さんのほうこそ、ちゃんと柔らかくなるまで我慢してくださいね?」
多希の口淫に劣らないくらいの音を響かせながら、久住は言う。
縁を吸い上げながら、前への愛撫を忘れない。
料理での不器用さが嘘みたいに、丁寧で繊細な手つきに変わる。
多希も必死に愛撫を続けるが、久住の舌が侵入してくると疎かになってしまう。
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