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新しい恋、ごちそうさま
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「じゃあ……今日は楽にしてていいですよ。俺がしてあげますから」
──楽にして……!?
やっぱり多希は腹の底ではぐつぐつと煮え滾るような怒りに満たされていて、ここで久住を処理するつもりなのか。
多希はとん、と久住の胸を押し、仰向けになったところへ覆い被さってきた。
攻めっ気たっぷりの多希の姿を堪能する余裕は、今の久住にはない。
久住が抵抗しないのをいいことに、多希は普段は触らない胸の飾りを指でぴんと弾いた。
筋膜のしっかりした胸が物珍しいようで、手のひら全体で揉み込んでみせる。
多希とは違い、胸をどうこうされても、久住には少しばかりくすぐったいだけで、自然と声が出たりはしない。
久住の反応は二の次で、多希はそこを執拗に弄り始める。
普段自分がされているように、胸の先を口に含んだり、時折強く噛んだりする。
「たきさん……そこは」
地味ながらそこも噛みちぎられると、私生活に支障が出る。
弱々しく震えた久住の声を聞いて、多希は唇に弧を描いた。
「ん、んっ……」
「多希さん……くすぐったいですっ」
「くすぐったいだけですか?」
言葉には余裕が滲み出ているが、多希の動きは辿々しい。
ちゅっちゅっと吸うだけでは、久住の反応が薄いことを察した多希は、舌で舐め上げるように動きを変えた。
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