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多希さんに着てほしい服
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「い、嫌ですよ。お断りです」
「いいじゃないですか。俺は見たいです。多希さんが裸でこれを着るところ」
「え!? 普通に着るんじゃなくて……ですか!? 余計にお断りですよ!」
快楽に流れやすい多希ならば、頷いてくれると思っていたのに、現実は断固拒否だった。
鉄壁の多希を口説き落とす口の上手さは久住にはないので、無表情で俯くしかなかった。
「……なんて顔してるんですか」
「え?」
「一回……だけですよ? これ着るの。前から言ってましたね、そういえば」
久住の手から引ったくるようにして綺麗な布地を奪うと、慣れた手つきで背中に蝶々結びをつくった。
短めの丈の下に、すらりとした白い足が伸びている。
扇情的な光景に、久住は思わず手のひらで顔を覆った。
「見たいのか見たくないのかどっちなんですか」
「すみません……あまりにもエッチ過ぎて。本当にありがとうございます」
多希は気付いてないと思うのだが、裾の先からピンク色の先端がちらちらと見え隠れしている。
最高に滾る映像をありがとうございます、と、久住は嬉し泣きしそうになった。
久住の屹立に手を這わせた多希は、余裕のない久住とは違い、余裕の笑みを浮かべている。
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