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ふと要が目覚めると、既に深夜になっていた。
精液にまみれていたはずの身体は、綺麗に拭き取られている。
隣には、要を抱き締めて幸せそうに眠る北斗がいた。
要の目から、幸せの涙が流れ落ちる。
「ありがとう…。
愛してる…」
小さな声で呟くと、再び深い眠りに就いた。
明け方、北斗が目覚めると、腕の中で要が寝息を立てていた。
閉じた瞳からは、涙の後がうっすら残る。
しかし、薄暗い中見える表情は、幸せそうで。
北斗の心まで満たされる。
「いつか、湊さんの事なんか、忘れさせてやるから」
そう呟くと、そっと誓いのキスをした。
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