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(え、なんで……こんな、)
七生の性器からはとろとろと液が滲んでいる。いつの間にか小さく勃ち上がったそれを握られるだけで、びくびくと小刻みに震えてしまった。
今まで感じたことのない感覚に、戸惑いながら、もっともっと、と身体の奥が欲情しているのが分かる。いやらしい液は後ろの方にまで垂れていて、その孔(あな)は他の雄を求めてひくついている。
「こんだけ濡れてりゃ、慣らす必要ねえよな」
「ん、ぁ……っ、まっ、て……あ、んぅっ……!」
腹の底から、何かが突き上がってくるような感覚だった。それは容赦なく七生の身体の芯を劈いて、思わずのけ反ってしまう。同時に味わったことのない快感が、全身へ回ってきた。
「力抜いてろ、辛いだけだぞ……」
優しく声を掛けてくれるけれど、その動きに余裕はない。七生が力を抜く前に、城島は自身のものを捩じ込んできた。
「ぁ、……ぁ、あっ、」
そしてあっという間に、根元まで咥え込んでしまう。
今まで、七生の後孔は他の誰のものも受け入れたことはない。けれどそれは確かに、城島の、自身のものより何倍と大きいものを受け入れている。
肉壁は快感に震えて、確かめるようにきゅうきゅうと締め付けていた。
「……っ、おま、え。やばいな……すげえ締まるっ……」
「ん、だっ、て……分かんないぃ……っ」
身体が熱い。
肌が触れて、嬉しい。
もっと、触ってほしい。
……気持ちいい。
もっと、もっと、もっと。
(……俺のこと、好きになってほしいよ……)
良がる七生に、城島の腰は動きを止めなかった。ひたすらに出入りを繰り返す性器は、確かな快感になって身体中を駆け巡っている。
いくら七生が精を吐き出しても、城島の動きは止まらない。奥をこつこつと刺激されると、七生は意図もせず声が出てしまう。「いってるから待って」の必死の懇願も城島には届いていなかったのか、ひたすらに奥を刺激されて、七生は唾液と涙を溢れさせていた。
「これ、きもち、いい、の……ぁ、あっ、ゃだッ、やっあっ———っ!!」
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