アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
44
-
「ぷはっ」と声を出して、一気に酸素を吸い込む。
「よくできました。」
にっこりと微笑む光一。子供扱いされたみたいで、なんかむかつく。
「何飲ませたんだよ。」
と睨みながら聞くと、「足が痛くなくなる薬ですよ」と言われた。
光一が部屋から出て行ったので、俺はベッドに横たわる。
特にやることも無いので寝てしまおうと考えた俺は目を閉じた。
何度眠ろうとしてもなかなか寝付けず、身体に違和感を感じる。
「っは…んん…」
身体が渇くように熱い。ベッドの布に身体が擦るだけで変な声が出る。口を塞いでも零れてくる声に顔が赤くなった。
「薬、効いてきたみたいですね。」
いつの間にか部屋の中にいた光一が独り言のように呟く。
俺の着ていたTシャツを捲って脇腹を優しく撫でられた。
それですら感じてしまう自分に嫌気がさしてくる。
「気持ち良くて足の痛みなんて忘れてしまうでしょう?」
にっこりと微笑む光一を睨むと「そんな色っぽい目で睨まれても嬉しいだけなんですけど」と言われてしまった。この変態が。
「あ、そうそう。梶さんにしてほしいことがありまして。」
楽しそうに話す光一が何を考えているのかやっぱり分からない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
44 / 451