アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
57
-
「梶さん。そんなに拗ねないでください。」
「…拗ねてない。」
俺は今光一に後ろから抱きしめられながら湯船に浸かっている。
足の傷がズキズキと痛む。傷口は瞬間接着剤とホッチキスを使って塞いだらしい。少し膿が溜まっていて気持ち悪かった。
「ローターどうでした?気持ち良かったですか?」
「…全っ然気持ち良くなかった。」
俺のケツの穴にはもうローターは突っ込まれていない。
ガムテープが貼られていた左足の付け根は赤くかぶれている。
「そうですか。」
耳の裏をなぞるように舐められる。俺が避けるように頭を動かすと、左の乳首を摘ままれた。
「っうあ、」
俺が声を漏らすと、光一は俺を更に引き寄せて抱きしめた。そして乳首を捏ねたり弾いたりしてくる。
「んん…っやめ、ひっ!」
「梶さん乳首も感じるようになったんですね。」
光一の息が耳にかかって、ゾワッと鳥肌が立った。
「さわ、んなっ!」
俺が光一の手を掴んで力を込めると、光一は俺の指と自分の指を絡めた。所謂、恋人繋ぎというやつだ。
その手をグイッと引っ張られて、俺は光一の胸に身体を預けている体制になる。
光一の、少し速い心臓の音が聞こえた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
57 / 451